何か今さらなんですがポケモンGOにハマり・・・街歩きする機会が急にふえたんですね。
「ポケモンGOって何?」という方はさすがに少ないかと思いますが、一応説明するとスマホの地図や位置情報と連動した世界で、あちこちに出現するポケモンを捕まえてコレクションしたり、育成して戦わせるといったゲームです。
ですのでポケモンを捕まえるために、スマホを持って出かけないといけません。しかも車や電車などの速度ではプレイできないので、基本的に歩いて探す必要があります。
「ゲーム=引きこもり」の概念をぶち壊し、ダイエットにもいい健康的なゲームなんですね(普通に楽しむぶんにはですが)。
ということで、時間を見つけてはせっせと歩く毎日を送っていました。
さすがに15km以上歩くとかかとや膝の痛みが
デザインの良さもさることながら、甲高幅広の私の足でも無理なく履けて愛用しているパトリックのスニーカー、マラソン。もう10年以上、履きつぶしては同じ商品を買うのを繰り返しています。
そんなパトリックマラソンをポケモンGOをする時でも履いていたのですが、先日15km以上を一度に歩いた際にかかとや膝に痛みが・・・
大阪やその近郊の方なら距離感がわかると思いますがこんなコースでした。
特に、大阪城公園を2周したのがまずかったようです。
マラソンはソールのクッションが比較的分厚く、少々歩いたくらいではなんともなかったのですが、さすがにこの距離は無理がありました。
ポケモンGOの攻略サイトを見ていると、歩きすぎて足底筋膜炎(足の裏にある筋肉を包む筋膜が炎症を起こす)になったという話もあり、こりゃ真剣に靴選びをしないとマズいと思いました。
また、長時間歩くと足の裏だけでなく、ふくらはぎや太ももの疲れも酷いものに。
幸い、最近購入したマッサージ機(ドクターエアの3Dマッサージロール)の性能がよく、これを当てるだけでかなり疲れは取れるんですが。
とはいえやっぱり疲れを減らすことが大切なので、歩くのに向いた靴を探すことにしました。
ポケモンGOに向いてそうなシューズは
いうまでもない話かとも思いますが、シューズ選びに失敗したくないなら、自分の状況に最も合うものにすることが大切です。
ということで、自分の状況や使い方を挙げるとこんな感じに。
・アスファルトやコンクリートがほとんど
・ランニングなどの走る習慣がない
・たまにジムで汗を流す程度
・ややO脚
・一回の歩行距離は5km~10kmほど
・やや甲高幅広(3E)
基本的には街歩きのウォーキングシューズが合いそうですが、調べるとクッションが厚めの初心者向けランニングシューズもよさそう。
ウォーキングシューズは種類が限られるうえ、デザイン的にもちょっと・・・という物が多かったので大手メーカーのランニング用から選びました。
アシックスのゲルカヤノ24を購入
というわけで購入したのがアシックスのゲルカヤノ24。ランニング系シューズの初心者向きモデルでサイズは27.5cm、足幅は2Eのタイプにしました。
逆に4Eは靴の中で余裕がありすぎて足が動いてしまうので合いませんでした。色は黒が好きなのでブラックと蛍光イエローを選択。
スポーツウェアでもジーパンでも合いそうでかっこいいです。
現在、ニューカラーが登場したせいか、旧色のこれが定価より6,000円近く安かった(現行品の投げ売り?)のも購入の大きな理由です。
ゲルカヤノ24の側面。ひと目見て、かかとのソール(黄色い部分)が分厚いのがわかりますよね。
これがゲルカヤノが初心者向けといわれる所以ですが、アシックスの数あるモデルの中でもクッション性の良さはピカイチ。
はじめてのフルマラソンに挑む、という方でもできるだけ足への負担が少なくなるよう設計されています。アシックスの初心者向けといえばゲルカヤノ、と昔からいわれるほど定番中の定番シューズになります。
ソール部分に「Flyte Form」という文字が見えますよね。このフライトフォームは軽量とクッション性を両立させた素材です。
その上には衝撃をしっかり吸収してくれるゲル(T-GEL)がたっぷり封入されています。いかにも足に優しそうな設計ですね。
実際に履いて2、3歩歩いただけで、足の裏がクッションで守られている感じがしました。
かかと部分。これはランニングを想定した機能ですが、硬めの樹脂によるパーツでぐるりと覆われています。走っている時に足のぐらつきを防ぐのが目的です。
とはいえ、ウォーキングでも疲れてくると段差や石などにつまずいて足を捻ったりすることがありますよね。足首を適度に固定してくれるゲルカヤノは安心感も高そうです。
黄色の半透明の部分がゲル(T-GEL)になります。指で押すと適度な反発を感じながら凹みます。
足の裏も凝ったつくり。安定した走りをサポートするガイダンスライン、ガイダンストラスティック、耐久性にすぐれたAHAR PLUS ラバーがあしらわれています。
中央のガイダンストラスティックは硬質な樹脂です。これはウォーキングには直接関係ないかもしれませんが、ランニング時の安定性に大きく影響しそう。
足を入れる部分は低反発クッション素材のアンクルスポンジを採用。ここの包まれている感が強い分、足に馴染むまでは擦れて靴ずれになりそうなのが若干気になる部分です。
近いうちにこのゲルカヤノ24を履いて大阪を歩いてこようと思っているので、足への負担がどれくらい変わったのかレビューを書きたいと思います!
ゲルカヤノは控えめに言って最高だった
アシックスゲルカヤノ24を履いて大阪の街歩きをしてきました。
今回歩いた距離は約8km。スタート地点は近鉄上本町駅近く、そこから北上して大阪城公園に入り、天守閣を通り過ぎて北西へ抜け、北へ歩き梅田のヨドバシカメラがゴール、というコースです。
時間にして約1時間半ですが、その感想は
ゲルカヤノ快適すぎワロタ
て感じです。
いや、こんな快適な靴初めて履きました。アシックスの凄さをまざまざと見せつけられた感じがします。何がよかったかというと以下の3点です。
②通気性最高、蒸れない
③柔らかすぎず、固すぎないクッション
①土踏まずがすごい楽
ゲルカヤノ24は土踏まずの部分が少し盛り上がったアーチ状になっており、これが歩くと土踏まずを適度に支え、足が沈み込みすぎないのですごく楽でした。
また、指や足裏でしっかりと踏み出す、地面を捉えるといった動きをよりダイレクトに感じられます。
この後いつものスニーカーを履くと、土踏まずのアーチがないので足裏全体が深く接地し、それがとても疲れる感じがしました。
ゲルカヤノはランニングシューズですが、ウォーキング用としても非常に優れていると思います。
②通気性最高、蒸れない
いつもレザーのスニーカーを履いているのが原因ですが、ゲルカヤノは通気性がよく、最後まで快適に歩くことができました。
気温は28℃くらいあり、昼時とあって日差しもかなり強かったのですが、ゴールしてからも足が蒸れる感覚はゼロ。
このあたりはさすがランニングシューズという感じですね。履く前に気になってたかかと部分の靴擦れもまったく起きませんでした。
③柔らかすぎず、固すぎないクッション
ゲルカヤノのコンセプトは「はじめてのフルマラソンでも快適に走れる」というものです。
アシックスのラインナップの中でもクッション性で1、2を争うモデルだけに、硬いアスファルトの歩行は得意中の得意。
足が接地するごとにゲルとフォームのがぐにゃっと沈み込む感触があり、衝撃を確実に吸収してくれているのがわかります。
以前歩きすぎてかかとが痛くなりましたが、ゲルカヤノではそういう痛みはありませんでした。
記事のまとめ
ポケモンGOで街歩きを頻繁にするなら、スニーカーはきちんとしたものを選ぶべきです。
私はアシックスの初心者用ランニングモデル「ゲルカヤノ24」に決めましたが、実際に歩いてみて思っていた以上に快適なシューズでした。
ランニングシューズはいろいろなタイプがありますが、主にアスファルトなどの路面を歩く場合、クッションが厚くジェルなどの多いものが向いています。
歩くのは人間の基本的な動作だけに、合わない靴や間違った歩き方を続けていると、関節や身体に思わぬトラブルが出ることもあるので気をつけましょう。