子供(中学生)の扁平足対策に勧められたインソール|柔らかさやクッションの厚さが重要と思ってたのは誤解だった

扁平足対策のインソール

こんにちは、タノスケログ管理人のタノ助です。

子供が中学で陸上競技をはじめたのですが、一週間も経たないうちに「走ると足の甲と足首が痛い」と言い出し、歩くだけでも痛むようになったので病院へ・・・。

診察を受けると、扁平(へんぺい)足との診断が。

通常は地面から離れている土踏まずのくぼみがないので足に余計な負担がかかり、足の裏や甲などが痛くなってしまうんですね。

陸上をやっていることを伝えると、練習用のシューズのインソール(中敷き)を替えたほうがいいとのこと。早速スポーツ用品店へ行き、店員さんに色々聞いてわかったことを記事にまとめました。

購入したインソールは「ZAMST Footcraft ロータイプ」

ZAMST Footcraft ロータイプのパッケージ

スポーツ用品店「XEBIO」で購入したのがこの「ZAMST(ザムスト) Footcraft ロータイプ」。

扁平足の足に合うものがどれかわからなかったので店員さんに聞いたら、これを勧められました。足の裏のアーチの高さが3種類ありましたが、最も低いロータイプが扁平足にはいいとのこと。

ZAMSTはインソールを始め、スポーツ用のサポーターやテーピングなどを製造販売する日本シグマックス株式会社が展開しているブランドです。

アスリートからの信頼も厚く、リオオリンピックのバドミントンで金メダルを獲得した松友美佐紀選手は、ヒザを怪我して以来ずっとザムストのサポーターを使っているそうです。

ZAMST Footcraft ロータイプの内側

内側(足に当たる)。押さえるとやや固めのクッションがあります。

ZAMST Footcraft ロータイプの裏側

足の裏側。ここが凝った作りになっていて、凹んだり曲がったりしない硬い素材と適度にしなる素材が組み合わされています。

ZAMST Footcraft ロータイプの裏側の素材の違い

赤い矢印(内側の黒い部分)が硬い素材。オレンジの矢印(周りを囲む黄色い部分)はEVA樹脂を使ったしなやかな素材が使われています。

基本的にランニングシューズ用のインソールなので、走る時の足のぐらつきを防ぐのが硬い素材の役割、柔らかい部分はもちろん着地時の衝撃を和らげるのが役割です。

ZAMST Footcraft アーチの違い

ZAMST Footcraftは、同じ商品でもアーチの高さによって「HIGH」「MIDDLE」「LOW」の3タイプが選べます。

扁平足の場合、土踏まずのアーチがないか、あっても僅かな高さなので、HIGHやMIDDLEは圧迫が強くなりすぎて痛みの原因になります。

ですので今回購入したLOWタイプが最適です。

ZAMST Footcraft の製品特徴

つま先が上がることで足底腱膜と呼ばれる部分が巻き上げられ、足のアーチが高くなるのを「ウィンドラス現象」といいます。

ZAMST Footcraftは独自設計でウィンドラス現象の効果的に引き出し、足に無理な負荷がかかりくいバランスを自然に作ってくれます。

ZAMST Footcraft の製品特徴

踵のぐらつきを防ぐ硬い素材「コアスタビライザー」と、しなやかなEVA素材で足のアーチを柔軟にサポートする「フレキシブルホルダー」で高い安定性を実現しています。

そもそも扁平足ってどうしてなる?

土踏まずがなく、足跡の内側にくびれがない扁平足。扁平足はどうしてなってしまうのでしょうか?

まずは先天的な足の骨の異常が挙げられますが割合としては少なく、多くの原因が普段の生活習慣にあります。

たとえばあまりに歩かない生活で足裏が弱っている、または太り過ぎ、運動のし過ぎで足裏に負担がかかっているなど。

人間は立っている時、足の裏はもちろん地面に触れていますが、実は足の指が大きな役割を果たしています。体重を支えるのはもちろん、歩く、走る、その他さまざまな動作に必要な「踏ん張り」は、足の指が担っています。

この踏ん張りが弱ると足裏全体に荷重が掛ってしまい、扁平足を引き起こす要因になります。

扁平足の痛みは足裏だけではありません

扁平足になると、本来足の指で支える荷重が足裏、ひいては身体全体にかかってしまうので、全身の関節や筋肉に余計な負担がかかります。

すると足裏の痛みはもちろん、足首やひざの痛み、腰痛の原因にも。ふくらはぎの筋肉にも疲労がたまり、こむら返りを起こしやすくなります。

また女性に多い外反母趾も、扁平足が引き金になっている場合があります。

人間は寝ている時以外、ほとんどの時間は足の裏に体重がかかっている状態ですよね。だからこそ扁平足による身体への異常な負荷は、さまざまなトラブルにつながるのです。

さらに、扁平足になると歩行やさまざまな動作の時にふくらはぎや太腿の筋肉をうまく使えず、脛や太腿、お尻の外側の筋肉を使うようになります。

すると足やお尻が太くなってしまうなど、見栄え的にもよくない状態になってしまいます。

扁平足の対策にインソールが有効な理由

扁平足は足に体重がかかるたびに足裏全体が沈み込むことで、各部位の関節や筋肉に余計な負荷がかかり痛みなどを引き起こします。

これの改善に有効なのがインソール。足裏の沈み込みを防いで土踏まずのアーチを作ってくれるインソールは、扁平足の対策にとても役立ちます。

とはいえ、無理に大きなアーチを作ろうと分厚いインソールを使えばいいという訳ではありません。

また、とにかく地面からのショックを和らげようとスポンジのような柔らかい素材を使うのもダメ。逆に足を沈み込ませないようアーチをつくるインソールが必要なんです。

調べるとオーダーメードのインソールなどもあるようですが、今の物で状況が改善しない場合はこうした商品も考えたほうがいいのかなと思います。

シューズのインソールの取り替え方

アシックスの陸上用アップシューズ

では実際にインソールを取り替えていきます。シューズはアップシューズとして使っている「アシックス ライトレーサー」になります。

古いインソール、新しいインソール、マーキング用ペン、はさみ

左から元々付いていたインソール、ZAMST Footcraft、カットする際のマーキング用ペン、はさみ。

古いインソールと新しいインソールのかかとを合わせている所

まずはインソール同士の踵のラインを合わせます。

新しいインソールに切り取り用の線を書いているところ

つぎに古いインソールのラインに沿って、新しいインソールにペンでなぞっていきます。

左右の幅は新しいインソールのほうが広いですが、ランニングシューズの場合、内側のラインを合わせるのが一般的のようです。

新しいインソールに線を書いた所

ラインが引けました。元のインソールとそれほど大きさが変わらないので、はさみでカットする部分も思ったほどありません。

新しいインソールをカットしたところ

ハサミで余分な部分をカット。つま先はウレタンのような柔らかい素材なので何の問題もなくハサミで切れます。

右足用、左足用両方のインソールをカットしたところ

もう片方のインソールも同じようにカットします。あとはシューズに装着するだけ。

新しいインソールをシューズに装着したところ
大きさを合わせているので当然ですが、ちょうどいい感じでシューズに収まりました。ただ、左右のアーチ部分の幅が若干広かったので、ハサミで少しずつ切りながら微調整しました。

女性用サイズなので私は履けませんが、子供に履かせてみると明らかにクッションの厚さが違うのと、土踏まずが凄い密着するのがすぐに分かるとのこと。

とりあえずしばらく練習で使ってみて、痛みや足への衝撃、疲労などがどう変わったのかまた記事にまとめたいと思います。

子供の足の痛みがほぼなくなった

ZAMST Footcraftを使い始めて約2週間くらい経ちましたが、練習中や練習後に感じていた足の痛みがほぼなくなったとうれしい知らせが。

土踏まずに当たる部分に適度な高さ(厚み)があるおかげで、今までとは違う位置に体重が分散するようになり、その結果もとの部位の痛みが消えたとのこと。

10日目あたりには、少し残っていた痛みもほとんどなくなったようです。この短期間での改善ぶりは思っていた以上で驚きました。

足が痛かったら陸上競技どころじゃないので、子供も本当に喜んでいました。

入部して最初の競技会をいきなり欠場して出鼻をくじかれた形でしたが、Footcraftのおかげで親としてもひと安心です。

後日、自分のランニングシューズにもザムストフットクラフトを入れてみました。以下で他の商品との比較もしていますのでぜひご覧ください↓

ザムストfootcraftとソフソールFIT2の比較

【インソール比較】ザムストのFootcraftとソフソールのFIT2はどっちがいい?感触や足裏・膝への負担など

2018年7月31日

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