【使用レビュー】キュレルの入浴剤の感触は?まるでにごり湯の温泉みたいな乳白色に

キュレルの入浴剤

寒い冬はあったかいお風呂で身体の芯までポカポカ・・・

そこまではいいんですが乾燥肌の私にとってはその後が鬼門。熱いお湯で皮脂がさっぱり流されてしまうので、何もしないと乾燥でカサカサパリパリに。

特に気温が下がる冬は乾燥が酷くて、肘の裏とかスネとか踵とか本当にヤバいです。

そんな状況を少しでも改善するため購入したのが花王キュレルシリーズの入浴剤。使い心地や肌の変化についてレポートしていきますね!

キュレル入浴剤の使用レビュー

キュレル入浴剤の本体

近所のセガミ薬局で買ってきたキュレル入浴剤。キュレルはドラッグストアに行けば買えますし、そこまで値段も高くないので手を出しやすいですね。

キュレルは乾燥肌とか敏感肌の改善に役立つ「セラミド」を含んでいるのが特長(細かく言えばセラミドに似た働きをする成分)で、無香料無着色なので刺激に弱い方でも安心の保湿シリーズです。

なぜセラミドが乾燥肌に効果があるのか、については以下のリンク先の記事でくわしく解説していますので、よければご覧ください↓

男の乾燥肌の解説イメージ

男の乾燥肌はセラミドのケアが最適!乾燥した肌は「中から潤す」のが正しいやり方

私もキュレルの保湿クリームを日常的に使っています。レビューはこちらから↓

キュレル

【レビュー】キュレルの湿潤保湿クリームは男の乾燥肌にも最適!手頃な価格でセラミドケア

男性でも何の問題もなく使えますし、子供さんのスキンケアにもぴったり。いくら効果があっても値段が高すぎると毎日使いにくいですが、キュレルなら大丈夫です。

キュレルの販売が始まったのは1999年なので、もう20年くらいの歴史があるロングセラーなんですね。今では肌の悩みに合わせたさまざまな商品があります。

キュレルのラインナップ
・潤浸保湿 フェイスケアシリーズ
・潤浸保湿 ボディケアシリーズ
・潤浸保湿 頭皮&ヘアケアシリーズ
・皮脂トラブルケアシリーズ
・美白ケアシリーズ
・エイジングケアシリーズ
・UVカットシリーズ
・ベースメイクシリーズ

▼入浴剤のボトルの裏には成分一覧が。黄色いアンダーラインの「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」というのがセラミドに近い働きをする成分です。

キュレル入浴剤の成分

コメ胚芽油*、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、テトラオレイン酸POEソルビット、オレイン酸POE(6)ソルビタン、精製水、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、オレイン酸POE(20)ソルビタン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ユーカリエキス、オーツ麦エキス、BG、DPG、ミリスチン酸、ビタミンE、ステアリルアルコール、セタノール、パラベン
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」

内容量は420ml。1回で30ml使うので14回分、毎日使ったら2週間分の量です。

▼キャップを開封。液体状の入浴剤ですが、出し方がちょっと特徴的で面白いです。

キュレル入浴剤の蓋を開けたところ

容器をぐにゅーっと押すと中から薬剤が溢れてきて、キャップ内の空洞に貯まっていく仕組みです。30mlのラインまで出して、そのまま傾ければ浴槽に注ぐことができます。

キュレル入浴剤を出してみたところ

目盛りを見ながらゆっくり出せるので量を間違えることもないですし、受ける容器がいらないので手軽、液体が手につくこともありません。

他社の液体タイプの入浴剤も、キュレルと同じ仕組みのキャップと、計量カップを兼ねたフタを外して注ぐものがありますが、個人的にはキュレルタイプのほうが断然いいです。

こういう合理的なデザイン、好きです。

実際にお風呂に入れてみる

▼ではさっそくキュレルの入浴剤をお風呂に入れてみます。当たり前ですがお湯のみだと透明な湯船ですが・・・

お風呂の湯船

▼入浴剤を注いで5秒後くらいのお湯。ビビるくらい白い薬剤が広がります。

湯船にキュレル入浴剤を入れたところ

▼かき混ぜると底が見えないほど乳白色に。ちょうどにごり湯の温泉みたいですね。

湯船にキュレル入浴剤を入れてかきまぜたところ

キュレル入浴剤の風呂に入った感想は

お湯の透明度がなくなって見た目の変化がすごいですが、特に気になる香りなどはありません。肌への刺激も皆無です。

湯が若干とろっとしているように感じます。

使ってまだ日が浅いので確かなことはいえませんが、今のところ、乾燥肌の目立った改善はありません(そんなすぐに効果が出たら逆に怖いですが)。

とりあえず2本(約1ヶ月)分くらい使ってみて、改めて効果について書きたいと思います。

入浴剤を使う時に気をつけたいポイント

基本的なことかもしれませんが、入浴剤を使う時に気をつけることをまとめました。

シャワーで洗い流しすぎない

これは特に、キュレルのように保湿成分などが入っている入浴剤にあてはまります。

せっかく湯船に浸かって肌に成分を行き渡らせた後に、シャワーで洗い流したら意味がない、ということです。

逆に、薬効より香り重視のような商品は、肌に残った成分が刺激になる可能性もあるので、しっかり洗い流したほうがいいですね。

成分によっては浴槽や給湯器を傷めるものも

入浴剤の成分によっては使用に気をつけたほうがいいものもあります。

たとえば、2008年まで販売していたムトウハップ。自然の温泉にも含まれる硫黄を配合しており、金属でできている配管を腐食させる可能性があります。

給湯器と浴槽は配管でつながっていますが、特に問題なのがお湯を循環させる追い焚き。硫黄成分が給湯器の中まで届いてしまうのでダメージを与えます。

すぐに故障することはなくても、給湯器の寿命が縮むことに。

できれば、入浴剤を使った時は追い焚きや自動温度調節の機能を使わないほうが賢明です。

また、FRPや大理石などを使った浴槽は、濁りタイプの入浴剤によって光沢を失うリスクも。入浴が終わったらお湯を早めに捨て、軽くシャワーで流しておきましょう。

入浴剤が浴槽などに与える影響については、日本浴用剤工業会という団体のホームページにより詳しく紹介されています。

洗濯に使う場合にも注意

入浴後の残り湯を洗濯に使う、というご家庭もあると思います。

この場合も、洗濯槽やパイプ、配管などに悪影響を与える成分の入浴剤は使わないほうがいいですね。どうしても使いたい場合は、衣類のつけ置きをしない、すすぎを真水でしっかり行うことが大切です。

また、洗濯に使えない入浴剤の場合、パッケージの裏などに書いてあることが多いので確認しておきましょう。

記事のまとめ

乾燥肌・敏感肌の方にやさしいキュレルシリーズには、ローションやクリームなどと同じくセラミド(と似た成分)を配合した入浴剤があります。

実際に浸かってみるとお風呂がにごり湯の温泉みたいな乳白色に。

気になるニオイや刺激もなく、肌がしっとりとして好感触。効果はしばらく使ってみてから改めて検証したいと思います。

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