メンズケシミンは効果があるか使って検証!いつの間にかできた顔のシミを消したい・・・が

メンズケシミンの画像

アラフォーにもなると身体のあちこちにガタがきますが、肌も例外ではないんですよね・・・。

ついこないだ、顔を洗った時に何気なく鏡を見たら、顔(鼻の頭)にポツッと黒いシミを発見。

あれ、こんな所にシミあったっけ・・・?という感じです。

シミは長年浴び続けた紫外線のダメージの現れといいますが、まさにその通りですね。今でこそ日焼け止めをつけますが昔はそんなのお構いなしでしたし。

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いくら男とはいえ、顔にシミができるのはやっぱり嫌なので対策を始めることにしました。

男のシミ対策の商品もいろいろありますが、まずは安心の大手メーカー製で、どこでも手軽に買える小林製薬の「メンズケシミン」を使ってみて、その効果をレポートしたいと思います!

小林製薬のメンズケシミンとは

メンズケシミンは、化粧品や医薬品を販売している小林製薬の「ケシミン」シリーズの商品です。ケシミンという小林製薬お得意のドンズバネーミングの通り、シミ対策が目的です。

(ほかにも「アットノン」「ナイシトール」「熱冷まシート」「サカムケア」「のどぬ~る」とか、いろいろありますよね。)

もともとは女性用の「ケシミン」が先に発売されていました。

女性用ケシミン

メンズケシミンはその男性版ですが、成分に大きな違いはありません。効果の柱となる有効成分はまったく同じで、その他の成分に若干の違いがあるだけです。

ケシミンの成分

ケシミンの成分

メンズケシミンの成分

メンズケシミンの成分

私も顔にシミができてわかったんですが、シミがあるだけで何か老けて見えるんですよね。別に痛いとかそういう類の症状ではないですが、男性でもやはりエイジングは気になるもの。

ちょうど40代を境に男性でも大きなシミ発症が急増するという怖いデータ(小林製薬調べ)があり、メンズケシミンはまさにそういったターゲットを対象にしたアイテムです。

男性の年代別巨大シミ出現率

年代 巨大シミ発症割合
20代 約7%
30代 約10%
40代 約44%
50代 約46%
60代 約53%

そもそも女性より男性のほうがシミのリスク大

冒頭でも少し触れましたが、男性で昔から日焼け止めを欠かさず使っていた、という方はほとんどいないのではないでしょうか?

年齢が上がるほど、昔は日焼け止めなんて今ほどなかった、という方も多いと思います。

女性と違い入念なスキンケアの習慣も少ない男性は、紫外線に対してノーガード戦法といっても間違いではありません。

加えて、毎日のひげ剃りや喫煙、飲酒、寝不足、仕事のストレスなど、肌がダメージを受けやすい条件もたくさんあります。

基本的に肌の組織に性差はありませんし(むしろ男性の肌のほうが乾燥気味)、最近シミが増えてきたな・・・と悩む男性がふえるのは何も不思議なことではないんですね。

むしろ男性ほどシミ対策は重要、といっても過言ではありません。

メンズケシミンの主成分とは

シミに効果、というくらいだからどんな成分が入ってるんだろう、と気になりますよね。

メンズケシミンに入っているシミ対策成分は「ビタミンC誘導体」と「ビタミンE」になります。それぞれの特長を解説していきます。

ビタミンC誘導体とは

ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸2-グルコシド)とは、その名の通りビタミンCを基本にした物質で、より肌に浸透しやすいよう改良されたもの(これを誘導体といいます)です。

シミは肌の中でメラニンが大量発生して蓄積されてできますが、ビタミンC誘導体はメラニンの生成を抑える働きがあります。

つまりシミの元を抑えるのでシミができない、ということですね。

ですが勘のいい方はお気づきかもしれませんが、ビタミンC誘導体はあくまでシミ発症を抑えるので、できてしまったシミを消す力はありません。

もうすでに黒々と大きくなってしまったシミには歯が立たず、シミのでき始めや予防に効果を発揮するということです。

すでにあるシミを消すには、シミ阻害効果に加えてメラニンを分解できるハイドロキノンという成分が必要で、こちらで詳しく解説しています↓

ハイドロキノンの成分表記

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ビタミンEとは

ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)は食品の栄養素などでおなじみの成分ですね。

肌への効果として、血行を促進させる働きがあります。これがなぜシミに効果があるのか?

シミは最初肌の奥の方にできますが、肌の細胞は古いものがだんだん表面に上がって最後は排出され、中ではまた新しい細胞が生まれるターンオーバーというサイクルに支えられています。

身体が生きている限りターンオーバーは行われますが、年を取ったりストレスなどが原因で、ターンオーバーの周期が乱れる(遅くなる、早くなる)ことがあります。

ターンオーバーがおかしくなると、いつまで経ってもシミが体外に排出されず残ってしまいます。

そして、シミを排出するのに大切なことが「血行の促進」です。

肌が成長するのに必要な栄養をたっぷり含んだ血液をどんどん届けることで、ターンオーバーは正常化されてシミが体外に排出されます。

ビタミンEは、この血行促進の働きがあるので、シミに直接何かをする訳ではないですが排出を促す効果があるということですね。

つまり、ビタミンC誘導体とビタミンEを主成分にするメンズケシミンは、それぞれの成分の働きから判断して「シミのでき始めや予防」に向いた商品、ということがわかります。

黒々と大きなシミがいくつもある、すべてのシミをウソみたいにきれいに消し去りたい、という方には向かないので注意が必要です。

メンズケシミンにはいろんなタイプが

メンズケシミンクリーム

メンズケシミンクリーム(新パッケージ)

朝の洗顔後やお休み前にたっぷり塗るのがおすすめのメンズケシミンクリーム。

クリームなのでこってりしていますが、肌に強く刷り込んだりせず指でくるくると優しく塗るのが正しい使い方です。

ビタミンC誘導体とビタミンEの両方が含まれており、シミを抑えつつ肌の保湿にも役立つアイテムです。

さらに、シミの原因にもなる炎症を抑える「トラネキサム酸」を新たに配合。シミと戦う力をますますパワーアップさせています。

内容量 価格
20g 1,296円(税込)

メンズケシミン化粧水

メンズケシミン化粧水(新パッケージ)

洗顔後の肌に使うさっぱりタイプのメンズケシミン化粧水。

ビタミンC誘導体に加えて保湿力の高いヒアルロン酸を配合しており、肌の水分を保ってくれます。

ただ、乾燥が気になる方は化粧水だけだと水分が蒸発しやすいので、乳液やクリームで肌の表面をしっかり保護することが大切です。

また、メンズケシミン化粧水は殺菌、抗炎症、消炎作用のある成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も含まれています。

内容量 価格
160mL 1,296円(税込)
140mL(つめかえ用) 1,080円(税込)

メンズケシミン乳液

メンズケシミン乳液(新パッケージ)

乳液とは水に脂が溶けた状態(乳化)の化粧品を指します。

平たく言うと化粧水とクリームの中間のような性質があるので、化粧水だけでは保湿力が物足りない、という場合に最適です。

メンズケシミン乳液は化粧水と同じく、ビタミンCとヒアルロン酸が含まれているので、シミ対策と保湿の両方ができます。

内容量 価格
110mL 1,296円(税込)

化粧水・乳液・クリームって何が違う?

女性の方なら常識かもしれませんが、男性だと化粧水、乳液、クリームの違いを聞かれて即答できる方は少ないと思います。

メンズケシミンはシミ対策商品ですが、先にも書いたように化粧水、乳液、クリームのラインナップがあり、それぞれ特性が違うので解説していきますね。

まずメンズケシミンの3商品は「化粧水」と「乳液、クリーム」に分けられます。これは「油分を含んでいるかどうか」の違いです。

一般的に、化粧水は単純にいえば水に有効成分を混ぜたもので、乳液とクリームは水と脂と有効成分を混ぜたものです。

そして乳液とクリームの違いは、含まれている水分と油分の割合にあります。

乳液は水分の割合が多く、クリームは油分の割合が多くなります。クリームはどろっとしているのでこれは想像しやすいですよね。

化粧水、乳液、クリームの使い方は「油分の少ない順に使う」のが基本です。

つまり洗顔後や入浴後の肌がきれいな時に、まず化粧水を気になる部分に染み込ませてから、乳液やクリーム(の油分)で肌を保護します。

メンズケシミンは乳液とクリームにはビタミンEが含まれていますが、化粧水には含まれていません。シミ対策の場合化粧水だけでは不十分なので、必ず乳液かクリームを使うようにしましょう。

メンズケシミンを実際に使って効果を検証

メンズケシミンのチューブ

では実際にメンズケシミンを使った感想を書いていきます。パッケージは白いチューブに黒い文字とシンプルなもの。カテゴリ的には化粧品ですが、これなら男性が外で使っても違和感なさそうです。

メンズケシミンのパッケージ裏面

パッケージの裏面にはMADE IN JAPANの文字が。よく見ると発売元は小林製薬ですが、製造販売元は日本コルマー株式会社となっています。

日本コルマー株式会社は化粧品のアウトソーシング(化粧品受託製造)を行っている企業です。

つまりメンズケシミンの中身はこの企業が製造を行い、小林製薬はあくまで発売のみをやっている形になります。

「日本コルマー?そんな会社知らないけど大丈夫なのか」と思う方もいるかもしれませんが、日本コルマーは化粧品アウトソーシング業界では国内最大手の企業なので問題はないでしょう。

メンズケシミンを手の甲に出したところ

中身を手の甲に出してみました。クリームは純白で適度なとろみがあり、ちょうどホイップクリームのような感じです。

手の甲に出したメンズケシミンを塗り拡げたところ

指で塗り拡げてみました。出した直後は特に匂いがしなかったのに、広げると香りが漂ってきました。少し甘い芳香剤のような香りで、自分的にはちょっと苦手かも。

メンズ用という割に、香りは女性的な印象です。

顔のシミ部分に同じように塗り込んでみましたが、皮膚がほてったり、ぴりぴりとした刺激などは特に感じられません。

シミへの効果については、ビタミンC誘導体という成分の特性上即効性は期待できないので、これから毎日塗り続けて変化を見ていこうと思います。

使い始めて10日、匂いにギブアップ・・・

結局メンズケシミンは10日ほど塗ったところで、上記にもありますがその匂いに我慢できずギブアップしました。

理由はシミの位置。鼻っ柱のところにシミがあるので、塗ると嫌でも匂いが鼻に入ってくるんです。

店舗にテスターのある商品ならいいですが、匂いは実際に使うまでわからないので思わぬ盲点でした。もちろんあくまで私が苦手な匂いだっただけで、誰が嗅いでも悪臭というわけではないです。

シミへの効果についても、10日間では特に変化もなかったですが、これは期間が短いので仕方がないですね。

というわけで、メンズケシミンは匂いの面で自分には合わなかったです。

まあとりあえず、シミ対策商品はものすごい種類があるので、いろいろと試して自分に合うものを見つけられるよう気長に取り組んでいこうと思います!

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