こんにちは!タノスケログ管理人のタノスケです。
今やポケット音声翻訳機のスタンダードになった感もあるポケトークですが、早くも2代目が登場することに!その名もポケトークWで2018年9月7日発売予定です。
この記事では、初代からどこが変わったのか、進化しているのかを徹底比較。私もさっそく予約したのでその手順もまとめました。
翻訳精度とスピードがさらに上がっているそうで、いやー早く実機を触ってみたい!
ポケトーク(W)とは
ポケトークの基本を軽くおさらいすると、音声で話しかけた言葉を好きな外国語に翻訳してくれる音声翻訳機です。
たとえば他社商品のイリーなどは日本語からの翻訳しかできず、円滑なコミュニケーションをするにはポケトークに分があります。
ポケトークを使うにはインターネット接続が必須で、初代ではWi-Fiの他に海外でもそのまま使えるポケトーク専用SIMも用意されています。
海外旅行での意思疎通や、日本での外国人観光客とのコミュニケーションをはじめ、外国人が多く利用する施設での法人需要も多く、インバウンドに沸く日本でますます人気が高まっています。
ポケトークWと初代ポケトークの違い
ポケトークWになって初代とどこが変わったのか、以下の表にまとめました。
ポケトークW(新型) | ポケトーク(初代) | |
---|---|---|
外観 | ||
サイズ | 110mm×59.8mm×15.8mm | 110mm×60mm×16mm |
重さ | 約100g | 約90g |
ディスプレイ | 2.4インチ(320×240) タッチ対応 | 1.3インチ(320×320) タッチ非対応 |
対応言語数 | 74言語 | 63言語 |
Wi-Fi通信 | 802.11a/b/n/g 2.4GHz/5GHz帯 |
802.11b/n |
Bluetooth | 4.0まで対応 | 非対応 |
データ通信方式 | 3G:W-CDMA 4G:FDD-LTE |
3G:W-CDMA |
スピーカー | 1.5W×2 | 0.8W |
充電端子 | USB-C | Micro USB |
カラー | ホワイト、ブラック、ゴールド | ホワイト、ブラック |
価格 | 24,800円(本体のみ) 29,800円(専用SIMつき) |
24,800円(本体のみ) 29,800円(専用SIMつき) |
ここが進化!ポケトークW5大ポイント
1.液晶画面がタッチパネル対応になった
初代ポケトークは持っていますが、間違って液晶画面をトントンとタップしたことが何回あるか・・・。
初代は液晶画面の下の本体スペースがタッチパネルになっていますが、スマホ操作に慣れると画面タップが当たり前になりますよね。
その点、ポケトークWは液晶画面がタッチパネルに対応。すごいというかやっとこれで普通の操作性になった、という感じです。
液晶そのものも大きくなってますし、文字の大きさも4段階で調節が可能。初代は画面が小さく、文字もかなり細かったのでこれも嬉しいポイントです。
2.4GLTEが使えるようになった
ポケトーク独特のポロンという電子音の後に翻訳がされますが、場合によってはちょっとした間があります。
実際に異国で使うなら、できるだけスムーズに使えるほうがいいですよね。
初代は3G通信にしか対応してなかったポケトークですが、Wになって4G LTEに対応。国によっては3Gしか使えないこともありますが、条件が合うところではより高速で通信ができます。
3.SIMを挿さなくてもいい
ポケトークWで使うSIMはeSIMといって、カードを挿すのではなく本体に内蔵されています。
旧型はスマホ等と同じSIMカードを自分で挿して設定する必要があり、機械が苦手な方にとっては厄介な作業だったかと思います。
箱から出してすぐ使えるのはうれしいですね。
4.スピーカーがパワーアップした
ポケトークWは、初代がシングルスピーカーだったのに比べて、デュアルスピーカーにパワーアップしています。
人混みや賑やかな店舗の中で使うことも多いので、大音量かつはっきりと聞こえるようになるのは大きなメリットですよね。しかもノイズキャンセル機能付きのマイクで声をしっかり拾います。
スマホの翻訳アプリと比べても、やはり専用品ならではの高性能が光りますね。
5.翻訳スピードが上がった
これも4G通信対応になったのが大きいですが、翻訳スピードそのものも大きく向上。
最大で従来より7.5倍も高速になっています。
言葉の通じない異国でコミュニケーションするなら、すばやく翻訳できるのに越したことはないですよね。
ポケトークWを実際に予約購入した
発売が9月7日で現在は予約受付中ですが、さっそく申し込みしました。以下はパソコン画面からの手順になります。
まずはポケトークWのトップページにアクセスし、右上の「ご予約」をクリック。
Wシリーズのラインナップ画面がでるので「予約する」をクリック。
グローバルSIMつきか、WiFiのみかを選ぶ画面になるので、どちらかを選びます。
私はSIM搭載モデルを選択しました。終わったら「次へ」をクリック。
次は本体の色を選びます。ホワイト、ブラック、ゴールドの3色があります。決めたら「次へ」をクリックして進みます。
本体に装着する専用ケースを選ぶ画面に。ブラック、クリア、ホワイト、ライムグリーン、ライトブルー、ピンク、イエローとカラーバリエーションが大幅にふえました。
専用の液晶保護フィルムのありなしを選びます。すべて選択し終わったら「次へ」をクリック。
専用アクセサリ(ポーチ、ネックストラップ、USB充電器アダプタ(1A・1ポート))の有無を選択します。私はどれも選択しませんでした。最後に「次へ」をクリック。
2,900円で保証内容を厚くできるワイド延長保証サービスを選択します。
・保証範囲が「自然故障のみ」から「落下や水没」まで拡大
※ただし自然故障以外で交換が必要な場合、5,000円(税別)の交換手数料が必要
・保証期間中、2回を上限として保証サービスを受けられる
ポケトークWの注文内容の確認画面になります。間違いがなければ「上記内容で購入手続きへ」を押して進みます。
注文した内容が表示されます。
下にスクロールするとソースネクスト会員のログインフォームがあります。
もし、過去にソースネクストで何かを購入して会員登録をしていれば、ここからログインして手続きを進めます。
さらに下へ進むと、非会員向けの個人情報入力フォームがあります。
ソースネクストから初めて商品を購入する場合は、この入力フォームに情報を入力していってください。私は会員なのでログインして画面を進めます。
予約注文の最終確認画面になります。
すぐ下には住所や名前、支払い方法、発送方法を確認できます。
問題がなければ、上にある「注文する」ボタンをクリック。
これで予約注文が完了しました。同時に登録したメールアドレスに注文確認のメールが送信されます。
手元に届いたら詳細なレビューをアップしたいと思います!
購入したポケトークWが届いたのでレビュー
ついに新型ポケトークWが届きました!さっそく開封レビューをしたいと思います。ソースネクストのロゴが印刷されたダンボールは、初代よりかなり薄型になっているような気が。
ダンボールを開けると、ポケトークが収められたパッケージと納品書などの書類が。あれ、同時購入したはずの専用ケースが入ってない・・・。
と思ったらこんな用紙が。残念なことにポケトークWの専用ケースが発売延期になってしまったとのこと。当初の予定だった9月7日(金)から約一ヶ月後の10月5日(金)に発送されるようです。
これは予約時に申し込んだワイド延長保証サービスの注意書きです。
納品書です。
パッケージを開封
いよいよパッケージを開封していきます。実物大のポケトークWのイラストが書かれたシンプルな梱包です。
開けるとHelloと書かれたカードが。
裏返すと充電のやり方と電源の入れ方がわかりやすいイラストで書かれています。右下には取扱説明書をダウンロードできるQRコードも。
iPhoneでQRコードを読み取ってアクセスすると、取扱説明書(日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語)をダウンロードできます。
ポケトークWの本体が収まっています。液晶画面には保護用のフィルムが貼られていますので、これは剥がす必要があります。
まずは液晶側から。色はホワイトを選びました。先代モデルは黒一色だったのもあり、こちらのほうがポップで柔らかい印象です。
ひと目見てわかるのは液晶画面の大きさ。先代は丸い窓で画面も小さく、文字も細かくて読みにくかった(最近老眼気味?)ので、画面サイズが上がったのは嬉しいポイント。
裏側。初代モデルはSIMカードを挿すスロットがありましたが、新型はSIM内蔵(カードではなくデータが書き込まれている)なのもあり、すっきりシンプルなデザインに。
表面は光沢のある素材ですが、裏面は艶のない表面をしています。
側面から。こちら側に電源ボタンがあります。4秒以上押し続けることで電源が入ります。
反対側にはナノSIMカード用のスロットが。
上部には出力が2倍になったスピーカーが。従来型もそこまで音が聞き取りにくいわけではなかったですが、より性能が上がっているので期待してしまいます。
底面は充電用のUSB-C端子とストラップ用の穴があります。
端子は初代モデルにあったゴムカバーがなくなり(あのカバーが地味に開けづらかったんですよね)、端子の向きを問わないUSB-Cなので、スムーズに充電ができそうです。
WiFiや言語の設定、翻訳時などに操作するボタン。しっかりとクリック感があり、iPhone SEのホームボタン(物理ボタン時代のiPhone)に感触が似ています。
初代ポケトークとのサイズ比較。新型のほうが横幅と厚みが0.2mm大きいだけなので、見た目にはまずわかりません。
白は膨張色なので、写真ではポケトークWのほうが大きく見えますね。
あと、手に持つと新型のほうが「かたまり感」があり、質感が高いです。初代は前面パネル自体がペコペコと押せる仕様になっていて、とても3万近い商品とは思えない安っぽさだったので。
iPhone8とも比べてみました。手のひらにすっぽりと収まるコンパクトなサイズで、ズボンやシャツのポケットに入れても邪魔になりません。