RAVPowerのUSBPD充電器「RP-PC059」レビュー|ニンテンドースイッチも余裕で充電できる

RP-PC059の本体

アマゾンでUSB充電器といえばRAVPowerかAnkerかcheeroか、といえるくらいの存在になってきた感のあるRAVPowerブランドの商品。

今回、RAVPowerのUSBPD充電対応した充電器「RP-PC059」を購入したのでレビューしました。なんといっても最大45Wのハイスピード充電が大きな特長です。

新型iPadがライトニングを廃止してUSB-Cになるなど、今後USB-Cの普及がますます加速しそうですし、そうなるとPD充電もより一般的になると思います。

もちろん通常のUSB充電もできるRP-PC059は、1つ持っておきたくなる充電器ですよ。

RAVPower USB PD充電器 60W 5ポートRP-PC059
RAVPOWER

RAVPOWERの充電器「RP-PC059」レビュー

RP-PC059の本体

ではRP-PC059を開封していきます。RAVPowerの特徴的な緑色のパッケージ。開けるのは何個目だろう・・・。

▼薄いナイロンの袋に包まれた充電器本体と電源コード。右下の仕切られたスペースは何か入っているようにも見えますが、中は空っぽです。

RP-PC059の箱を開封

RAVPowerの商品ってラッシュ時の満員電車みたいにパンパンに梱包されてる商品が多いんですが、このRP-PC059は妙に余裕があります。

▼内容物です。充電器、電源ケーブル、取扱説明書とシンプルな内容。持ち運び時に収納するポーチやUSBケーブル等は付属しないので注意。

RP-PC059の内容物

RP-PC059の本体各部

▼サイズは小さいですが弁当箱みたいな形の充電器本体。表面は細かい凹凸がたくさんあり、マットとツヤツヤの中間くらいの質感です。指紋がつかないのはいいですね。

RP-PC059の本体

同じPD充電ができるcheeroのCHE-324とか、ピカピカのピアノブラックできれいなんですが、指紋がベタベタにつきますし傷も目立ちやすいです。

cheeroのUSB PD充電器「CHE-324」

cheeroのUSB PD充電器「CHE-324」の購入レビュー!18Wと控えめの出力が活きる使い道とは

▼ひっくり返すと仕様などが印刷されています。

RP-PC059の本体裏面

▼拡大しました。

RP-PC059の裏面の表記

注意するポイントは、最大出力が60Wとありますがこれは端子全体でということ。PD充電ができるUSB-C端子は最大で45Wになります(15V×3A=45W、20V×2.25A=45W)。

通常のUSB-Aのほうは、4つの端子合計で30W(5V×6A=30W)まで流れますが端子1つあたり2.4Aまで、ということですね。

RP-PC059の仕様

Input/入力 AC100-240V 50/60Hz 1.5A Max
Output/出力 60W Max(Total)
USB-A Output/出力 DC 5V/6A Total Each 2.4A Max
USB-C Output/出力 DC 5V/3A・9V/3A・15V/3A・20V/2.25A Max
製造 Stiger International Trade Inverstment Co.,Ltd.
輸入販売 株式会社ニアバイダイレクトジャパン

▼4つ並んだUSB端子の横にUSB-C端子。充電時には黄緑色に点灯するランプもあります。

RP-PC059の本体側面

▼反対側には電源コードを挿す端子。

RP-PC059の電源端子

▼電源ケーブル。長さは1.5mと十分なので届かなくて困る、ということはないでしょう。むしろ30cm~50cmくらいの短めのほうが使い勝手がいいかも。

RP-PC059の電源コード

ちなみに、私は外出時にはメガネタイプ-2P変換アダプタ(ストレート、L型)を携帯しています。コンセントの位置や向きによっては合わないこともありますが、テーブルの上をケーブルが這うこともなくいい感じです。

コンセントのアダプタ
電源変換プラグ メガネタイプ-2P変換
3Aカンパニー
電源L型変換プラグ メガネタイプ-2P変換
3Aカンパニー

RP-PC059とAnker PowerPort I PDのサイズ比較

▼RP-PC059と端子の数が同じで性能や価格も近い、Ankerの充電器「PowerPort I PD」と大きさを比較してみました。RP-PC059のほうがわずかにコンパクトです。

RP-PC059とAnker PowerPort I PDのサイズ比較

一般的には電力が高くなるほど筐体は大きくなるものですが、PD充電45WのRP-PC059のほうが30WのPowerPort I PDより小さくなっていますね。

▼横から見たところ。厚さはほぼ同じです。

RP-PC059とAnker PowerPort I PDのサイズ比較

PowerPort I PDは以下の記事でレビューしていますので、よければこちらもご覧ください。

アンカーのPowerPort I PD-1 PD&4 PowerIQレビュー1

ニンテンドースイッチ充電ならこれ!アンカーのUSB-C対応充電器「PowerPort I PD-1 PD&4 PowerIQ」購入レビュー

iPhoneとのサイズ比較

▼iPhone8、iPhoneSEとも大きさを比較してみました。横幅はやや大きいものの、縦の長さはコンパクトなSEよりさらに小さいのに驚き。まさに手のひらサイズです。

RP-PC059とiPhoneの大きさ比較

▼厚みはさすがに断然ありますね。

RP-PC059とiPhoneの厚み比較

RP-PC059のマニュアル

▼取扱説明書も至ってシンプル。

RP-PC059のマニュアル

RP-PC059の出力を測定しました

RP-PC059と任天堂スイッチなど

実際にPD充電でどれくらいの出力なのか計測してみました。標準的なUSBの5Vより高い出力で充電できる、ニンテンドースイッチを使います。

RP-PC059の任天堂スイッチ充電時の出力

数値は微妙に上下するものの、約15V、0.9A、つまり13.5Wくらいで充電ができています。

ニンテンドースイッチ純正アダプタの規格が5V/1.5A(7.5W)と15V/2.6A(39W)なので、そこそこの出力で充電できているという感じでしょうか。

充電しながらゲームをプレイしても、バッテリー残量の数値は上がっていきました。これ、通常のUSB充電器の5Vだと充電してるのにバッテリーは減るので電源を切らないとまともに充電できません。

なのでRP-PC059は十分に実用レベルです。

ちなみに5Vと15Vの2種類があるのは、スイッチ単体で使用する場合とドックに挿してTV出力して使う場合を想定しているのが理由のようです。

ドックに接続してテレビや液晶モニターに出力するほうが電力がかかるので、高出力での充電が必要、ということですね。

記事のまとめ

最大45Wの高出力で充電できるRAVPowerの充電器、RP-PC059。

通常のUSB-A端子も4つ備えており、たくさんの機器を一度に充電することができます。ライバル的商品のAnker PowerPort I PDよりコンパクトなのも携帯性が高くていいですね。

USB標準の5V以上に対応するニンテンドースイッチを充電すると、プレイしながらでも余裕で充電できて十分に実用レベル。

MacbookなどPD対応のノートパソコンも充電できるので、専用のACアダプタを持つ必要がなく、外出時の荷物が少なくて済むのもメリットですね。

RAVPower USB PD充電器 60W 5ポートRP-PC059
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