こんにちは!タノスケログ管理人のタノスケです。
新型iPadの端子にUSB-Cが使われるなど、いよいよAppleもライトニング撤廃が現実になりそうですね。となるとよりUSB PDは普及していくのではと思っています。
通常のUSBの5Vを超える高出力で充電ができるUSB PD(パワーデリバリー)は、採用される充電器やモバイルバッテリーがどんどん増えてきました。
現状、PD非対応の機器に比べると価格がやや高いのがネックですが、USB PDがもっと普及していけば値段も下がっていくと思われます。
ここでは、Ankerやcheero、LAVPowerなど定番メーカーを中心に、コンセントに挿して使うUSB PD対応の充電器をまとめました。ぜひ、選ぶ際の参考にしてみてください!
また、USB PD対応のモバイルバッテリーは以下のリンク先で解説していますので、よかったらこちらも見てくださいね(タップするとページ移動します)↓
USB PD対応の充電器まとめ
Anker PowerPort I PD-1 PD&4 PowerIQ
通常のUSB端子4つにPD対応のC端子1つを備えた充電器がAnkerのPowerPort I PD-1 PD&4 PowerIQ。
わずか数年でモバイルバッテリーや充電器のトップブランドに上り詰めた感のあるAnker。最近はヨドバシカメラなどリアル店舗でも並んでいたりします。
このPowerPort I PD-1 PD&4 PowerIQはPD対応により、最大30Wでの充電が可能。最新のマックブックやマックブックプロも充電することができます。
4つのUSB端子はアンカー独自技術「PowerIQ」により、機器に合わせた出力を自動調整しながら、最大2.4Aの高電力を実現。
私も本製品を購入していますが、アンカーならではのシンプルで質実剛健なデザイン、幅広い機器を充電できる高性能さと満足度の高い商品です。
製品のタイプ
電源プラグ | コード型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 30W |
端子の数 | 通常USB×4、USB-C×1 |
RAVPower PD対応USB充電器 RP-PC059
Anker最大のライバル(と勝手に思っている)RAVPower社のPD充電器がこの商品。PD端子が1つ、その他USBが4つとアンカーのものとまったく同じ構成です。
ただし、PD充電の最大出力は45Wと、Ankerの30Wより圧倒的に高出力。より早く充電したいならこちらのほうが有利。
あくまでカタログスペック上ですが、12インチのMacbookを約2時間、iPhone 8 Plus、iPhoneXを約2時間でフル充電することができます。
電源ケーブルは1.5mと長めのものがついており、コンセントやマルチタップが少々離れていても問題なく使えるのもメリットですね。
製品のタイプ
電源プラグ | コード型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 45W |
端子の数 | 通常USB×4、USB-C×1 |
AUKEY PD対応USB充電器 PA-Y12
ブランド名がAnkerとなんとなく似てて間際らしいAUKEYですが(実は創業はこっちが先)、PD対応した充電器をしっかり揃えています。
このPA-Y12は、通常のUSB端子が2つにPD対応C端子が1つの構成。最大出力は60Wと、他社のどの商品より高出力を実現しています。
2つのUSB端子も最大12Wまで出力できるので、機器としては合計72W対応になります。
また、保証期間が2年と長いのもメリット。これはAUKEYに限りませんが、どうしても個体によっては外れを引く場合もあるので、保障期間の長さは重要なポイントです。
製品のタイプ
電源プラグ | コード型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 60W |
端子の数 | 通常USB×2、USB-C×1 |
cheero PD対応USB充電器 CHE-324
上記2社とならんでモバイルバッテリーや充電器で人気のcheeroですが、現在のところマルチ端子タイプのPD充電器はありません。
このcheero USB-C PD Chargerは超コンパクトサイズながら、最大18W出力でのPD充電ができるアダプタです。
プラグが折りたたみ式なので、小さなバッグやポーチに入れてもかさばらず、普段のお出かけはもちろん、出張や旅行でも手軽に携帯可能。接続したデバイスを自動認識するAUTO IC機能で最適な充電ができます。
USB-Cケーブルか変換アダプタがないと使えない商品ですが、PD対応で2,000円を切る低価格(amazon)なのは魅力が大きいですね。
製品のタイプ
電源プラグ | 折り畳み型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 18W |
端子の数 | USB-C×1 |
Anker PowerPort Speed 1 PD30
PD対応のC端子1つのみながら、2,000円台前半の低価格で手に入るのがAnkerのPD30。
最大30WとPDにしては控えめな出力ですが、各種スマートフォンやタブレットはもちろん、Macbookシリーズなどノートパソコンも直接充電できます。
手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズですしコンセントのプラグも収納型なので、cheeroの製品と同じく持ち運びに向いている商品です。
レビューを見ても、Macbookの純正アダプタより圧倒的に小さいのでこればかり使っている、という声が多数。通電時にブルーに光るランプもカッコいいです。
製品のタイプ
電源プラグ | 折り畳み型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 30W |
端子の数 | USB-C×1 |
Omars USB PD対応充電器
最近amazonでよく見かけるOmarsの商品。公式サイトを見ると2014年からamazonで販売を始めており、楽天には公式ショップもあります。
PD充電器は45Wタイプと60Wタイプの2種類があります(見た目はまったく同じ)。Ankerやcheeroなど人気ブランドより知名度は劣りますが価格は安いです。
気になる信頼性も、保護回路の安全性ではPSE認証をはじめ、ETL認証や過電流・過電圧防止装置など必要なものを抑えています。保障期間は12ヶ月とやや短めながら付帯。
しかも、他社ではほぼつかないUSB-Cケーブルが付属しているのもいいですね。
製品のタイプ
電源プラグ | 折り畳み型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 45W、60W |
端子の数 | USB-C×1 |
Anker PowerPort2 PD
純白のカラーや丸みを帯びたデザインなど、どことなくApple製品のようにも見えるAnker PowerPort2 PD。
プラグ折りたたみ式で複数端子は他社品ではありましたが、待望のAnker製品になります。通常のUSB端子1つとPD対応C端子1つを備え、USB PDは最大30Wで充電が可能。
MacbookとiPhoneをこれ1つで同時に充電できるので荷物もコンパクトに。Appleの純正アダプタは約200gですが、これは約140gなのでぐっと軽くなるのもいいですね。
Anker独自技術の「PowerIQ 2.0」によって、スマホやタブレット等の機種に合わせてフルスピードで充電できる機能も備わっています。
製品のタイプ
電源プラグ | 折り畳み型 |
---|---|
PD充電の最大出力 | 30W |
端子の数 | 通常USB×1、USB-C×1 |
まとめ
amazonで高評価の商品を中心に、USB PDに対応したコンセント充電器をまとめました。
USB端子が多く電源コード式のタイプは家で据え置き使用に向いており、コンパクトなプラグ折り畳みのタイプはモバイル用途に最適です。
特に、電源が使えるカフェではノマドワークの必需品といえるかも。
各社でPD充電の最大出力がけっこう違うので、選ぶ際は注意が必要。最大手のAnkerが30Wと低く、他社商品のほうが出力面では勝っています。