コロコロとサイコロみたいなかわいいUSB充電器、cheeroのCHE-324を購入したのでレビューします。
コンパクトサイズですが高速充電のUSB PD対応、最大出力はやや控えめの18Wですが、通常のUSBに比べれば速いスピードで充電が可能。
接続した機器を自動識別して最適な充電をするAUTO-IC機能も備えています。
端子はUSB-C端子ひとつだけと割り切った仕様ですが、amazonで実売2,000円を切る低価格は魅力的。小さいので出張や旅行、ノマドワークに携帯しやすいのもメリットですね。
cheero CHE-324の基本情報
まずはCHE-324の性能や対応機器など基本情報になります。
サイズ | 幅43mm×奥行き43mm×高さ38mm |
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重さ | 約55g |
入力 | 100~240V、50/60Hz、0.5A |
出力 | 5V/3A、9V/2A、12V/1.5A |
主な対応機器 | Nintendo Switch/Macbook 12/Macbook Pro 13、15/iPad Pro/iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus/Google Pixel2、2XL、C/Samsung Notebook 9 Pro 13、15/Huawei Mate 9、9 Pro、10、10Pro/Matebook など |
cheeroのUSB PD充電器CHE-324の購入レビュー
cheeroのCHE-324ですが、ボール紙の箱ではなくビニールでパッケージされています。
ちなみにcheeroはティ・アール・エイ株式会社が展開するブランド。ティ・アール・エイは創業が平成2年なので、もう30年近くの歴史がある会社です。
ダンボールをモチーフにしたキャラクター「ダンボー」のモバイルバッテリーなどの商品でもおなじみ。日本以外にアメリカやタイなどでも商品を販売しています。
▼裏面。バーコードの先頭2文字が45と49ではないので日本以外の生産かなと思いましたが、45も日本なんですね。1992年に45も追加されたそうです。
▼中身も充電器本体と取扱説明書のみといたってシンプル。USBケーブルは付属していません。本体は薄いフィルムで保護されているので傷の心配はなさそうです。
▼フィルムを剥がすとピカピカに黒光りする本体が。いわゆるピアノブラックですね。艶があってキレイですがほこりや汚れ、指紋、傷は思い切り目立ちそう。
ものすごく小さいですが、cheeroのロゴの下に充電すると緑色に光るランプがあります。
▼かたちはほぼ立方体。
▼USB-C端子は側面にあります。すぐ下にあるのは折りたたみ式のコンセントです。
▼サイコロみたいで思わず転がしたくなります笑
▼コンセントは収納時は本体とツライチになるので、まったく邪魔になりません。
▼使う時はこのように90°回転させます。引き上げる時はバネが硬いのか、指先にけっこう力が入ります。もう少し軽くてもいい気がします。
▼パッケージの裏面にも仕様表がありましたが、本体側面にも印刷されています。
CHE-324のサイズ比較
▼iPhone8と大きさを比較しました。こうして見るとサイズは圧倒的にコンパクトですね。
▼ただし立方体なので厚みはあります。薄型のスリーブケースやポケットなどに入れるとポコッと出っ張りそう。ポーチとかのほうが合いそうです。
実際にコンセントに挿すとこんな感じ
▼カフェのテーブルにある電源コンセントに挿してみました。こういうスペースだとコンパクトサイズが活きてきます。机の上を広々と使えますね。
ただし、コンセントの向きからすると端子が上面に来ると思うので、ケーブルがぴょんと上に伸びます。側面か手前の面に端子があったほうが配線はスマートだと思います。
取扱説明書の内容
▼基本的にコンセントに挿して使うだけの商品なので、説明書もほとんどが注意書きで占められています。100V電源につなぐので、濡れた手で使うなどは厳禁です。
▼裏面の下半分は保証書になっているので、なくさないよう保管しておきましょう。
ニンテンドースイッチ充電時の出力を計測
▼USB-C端子を採用し、5V以上で充電できるニンテンドースイッチを実際に充電。実際にどれくらいの電力になったかを計測したのが以下の写真です。
電圧はCHE-324上限のきっちり12V、電流は0.4A~0.5Aあたりなので、だいたい6Wくらいで充電できています。充電しながらのプレイも可能でした。
最大5Vまでしか出ない通常のUSB充電器やモバイルバッテリーでは、ゲームを起動しながらの充電はできません(だんだんバッテリーが減っていく)。
ということで十分に実用レベルです。
cheeroのUSB PD充電器CHE-324のベストな使い方は
CHE-324はUSB PDとしては最大出力が18Wと低いです。cheeroと並んで人気のAnkerやRAVPower、AUKEYの商品で30W、45W、60Wといった商品もあります。
私が持っているAnkerの充電器も最大30Wです。
USB-Cは最近対応機種が増えているノートパソコンを充電できるのが大きな売りです。
ところが、マックブックをはじめ多くの機種は電源が30W以上。つまり18Wでは出力が足りないので充電時間が大幅に長くなるか、起動中の充電は不可能になります。
ですがスマートフォンなら最大18Wは十分すぎる出力なので、USBPDならではのハイスピード充電の恩恵を受けられます。
今のところは、CHE-324はスマホやタブレットの高速充電器として使うのが最適です。
また、より高出力な充電器がいいなら以下のリンク先で人気の機種を一覧で紹介していますので、こちらもぜひご確認ください。