こんにちは、タノスケです。
私が愛してやまないスニーカーブランド、パトリックのサンガー(SANGER)という商品を入手したのでレビューしたいと思います。
パトリックのスニーカーで最初に買ったのはマラソンレザーなんですが(現在も履いてます)、このサンガーもレザーを全面に使用したモデルです。
マラソンレザーとは異なる種類の革を使っており、見た目や触った感じも違いがありますので、細部に渡るまで写真とともに解説していきます!
パトリック サンガーの開封レビュー
では開封していきます!
シンプルな外箱の蓋をあけると、丁寧に包み紙に包まれた状態で収まっていました。
カラーはブラウンを選びました。
サンガーは他にも、ブラックやホワイト、ネイビーがあるのですが、自分が持っているマラソンレザーやパミールがブラックなので、違う色にしたいと思ったのが理由です。
独自のシュリンク(縮み)加工を施したキップレザーの凸凹感が、サンガーならではの存在感を際立たせています。ただ、このシワシワ感は好みが分かれる部分かと思いますが、私は気に入りました。
シュリンク加工により、手触りも、通常の皮よりかなり柔らかくなるのが特徴です。
まさに上質な大人のスニーカー、という雰囲気ですね。
じっくりと、時間をかけて育てていきたい。サンガーはそんな気にさせてくれる一足です。
横方向から。パトリックらしいスマートなシルエットが特徴的です。
マラソンやスタジアムなど他のモデルとちがい、このサンガーにはパトリックを象徴する「2本ライン」がありません。白いステッチのみという装飾の少なさも、サンガーのよりシンプルな印象につながっています。
こうして横から見ると、アッパー部分のシュリンクレザーの細かいシワがわかりやすいですね。
何気に、シューレースを通すシューホールの保護パーツと、アウトソール、ミッドソール下層が濃いめの茶色で同系色なのも統一感があって好印象です。
全体的に見るとスマートな印象なのに、甲高な私の足でも余裕があるんですよね。デザインの妙なのか、土踏まずにむけてぐっとくびれているシルエットも魅力的です。
正面から。若干つるっとして艶のあるトゥ部分とシワ加工がはっきりわかるアッパーとの対比がいいですね。
アッパーの皮よりやや明るい、黄土色のトゥーガードの適度な主張もグッド。他の記事でも書いたのですが、パトリックのスニーカーはトゥーガードの接着が丈夫なのが好きです。
ヒール周り。かかとをすっぽりと包んでくれて安心感があります。
パトリック・マラソンレザーと同じく、アウトソールがかなり上部までせり上がっているのが特徴的です。アウトソール、ミッドソールともに、マラソンとサンガーは共通デザインです。
靴紐は真っ白ではなく、ややベージュのかかった色になっており、明るめとのブラウンとのバランスもいい感じです。
つま先部分は二本のステッチがアクセントに。
タグは黒字にゴールド文字になっており、サイズも細めで目立たないデザイン。
底面はいかにも地面に食い込みそうな、ギザギザの形状になっています。
ソールの厚みもあるため、クッション性はかなり高いです。特殊なジェルやエアなど複雑な機構はありませんが、足首や膝へのショックをしっかりと吸収してくれます。
パトリックのレザーモデルは、ソールは交換可能(8,000円)のため、アッパーが壊れさえしなければ長期間着用できるのも見逃せないメリットですね。
アウトソールがヒールの真ん中あたりまでせり上がった特徴的なフォルム。
実はこのデザイン、ドライビングシューズとしても非常に優れています。かかとを軸にして足を動かしやすいため、アクセルやブレーキの動作がとてもやりやすいんですよね。
タンにはエンボス加工されたパトリックのロゴが。控えめながらも確かな主張を感じます。
インソールはレザー仕様。ビジネスシューズ用かと思うほど落ち着いたデザインです。
とはいいつつも、私はインソールは必ず交換します。土踏まずが高いハイアーチ(凹足:扁平足の反対)のため、通常のインソールではアーチを支えきれず痛みがでてくるのが理由です。
気に入っているのはザムストというスポーツメーカーが発売しているインソールです。アーチ部分が硬い樹脂で作られており、体重をしっかりと支えてくれる商品です。
この記事のまとめ
独特な「シワ」が特徴的なキップレザーを使用した、パトリックのサンガー。
シンボル的な2本ラインがなく、よりシックで落ち着いた印象ながら、マラソンと共通のソールやスマートなスタイルにより、スニーカーらしいアクテイブさも備えています。
カラーは私が購入したブラウンの他にも、ブラック、ホワイト、ネイビーなどがあり、好みに合わせて選べます。
ソールは有料で交換可能なため、上質な革の味わいをじっくりと育てて、長く愛せる一足になっています。