外でノマド仕事したりスマホやゲームをしたりする時、モバイルバッテリーがあれば電池切れの心配が減って安心ですよね。
いつもカバンやポーチに忍ばせている、という人も多いのではないでしょうか。
モバイルというからには小型サイズで、スマホを数回充電できる10,000mAh前後の容量のものが人気だと思います。
ですが今回、果たしてこれをモバイルと呼んでいいのか不安になる「超大容量」のモバイルバッテリーを手に入れたので紹介したいと思います。
その容量はなんと50,000mAh!MAXOAK社のK2モバイルバッテリーという商品です。
これ、さまざまな接続端子があるのでノートパソコンもガンガン充電できるスグレモノなんですよ。
これだけの大容量なら、地震など万が一の災害時にも非常用電源として役立つので、一家に一台は備えておきたいアイテムです。
50000mAhのK2モバイルバッテリー
この超大容量モバイルバッテリーはAmazon.comで購入しました。
何で買ったのかというと「ノートパソコンを充電できるモバイルバッテリーが欲しかった」からです。スマホやゲーム機を充電できるモバイルバッテリーは、ほとんどの機種がノートパソコンを充電することはできません。
最新のMacやウィンドウズのマシンでは、USB-Cという新しい規格の端子があり、これだと一部のモバイルバッテリーで充電が可能です。
でも、自分が持っているのもそうですがほとんどの機種では、電圧が足りないのと電源端子に接続できないので充電することはできません。
MAXOAK K2モバイルバッテリー基本スペック
サイズ | 20.7cmx3.3cmx13.6cm |
---|---|
重さ | 1.26Kg |
電池の種類 | ポリマーリチウムイオン電池 |
電池容量 | 50,000mAh |
入力 | 16.8V/2.5A |
出力 | USB1&2:5V/2.1A USB3&4:5V/1.0A DC1:12.0V/2.5A DC2:20.0V/3.0A |
本体充電時間 | 6~8時間 |
充電可能回数 | 約1,000回 |
使用温度 | 5℃~45℃ |
開封~各部の解説
蓋を開けると、専用のクッションケースに入ったバッテリーとケーブル等が入れらている小箱が。
すべての内容物です。バッテリー、充電用のACアダプタとケーブル、マイクロUSBケーブル、各社のノートパソコンの電源端子アダプタになります。
バッテリー本体。大きさよりも重さに驚き。ズシッと来ます。軽く筋トレにもなりそう。
4つのUSB端子と、ノートパソコンなどを充電する2つの端子。
バッテリーを充電するための端子と、電池容量を表す4つのランプ、そして電源スイッチがあります。過充電や過放電、過熱などの保護機能がついているので安心できます。
FCCはアメリカの連邦通信委員会(FCC)の適合マーク、欧州(EU)の販売を許可されたCEマーク。日本の技適マークは見当たりませんが、通信機器ではないので問題はないということでしょうか。
2月1日のニュースでこんな記事がありました。
現状は、リチウムイオンバッテリーは規制対象ですが、モバイルバッテリーという製品になると対象外になっているようです。
それが2019年2月1日以降、技術基準などを満たしたモバイルバッテリー以外は、製造・輸入・販売ができなくなります。
ここにも50,000mAhの文字が。
「マニュアルがない!いくら中国製でも不親切すぎでは・・・」と思ったらソフトケースの中にありました。何でわざわざこの中に、と謎。
各部の説明やインジケーターの読み方、充電方法などひと通り書かれています。
対応するノートパソコンのメーカー一覧。(細かすぎるので以下の表にまとめました)
対応するメーカー
コネクタの種類 | 対応メーカー |
---|---|
6.0/1.4mm | FUJITSU/SONY |
5.5/2.5mm | ACER/ASUS/IBM/DELL/HP/COMPAQ/FUJITSU/TOSHIBA/NEC |
5.5/1.7mm | Acer |
4.8/1.7mm | HP |
5.0/1.0mm | Samsung |
7.4/0.6mm(7.4/5.0mm) | DELL/HP |
7.4/0.6mm(7.4/5.0mm) | DELL |
7.9/0.9mm(7.9/5.5mm) | IBM/LENOVO |
3.0/1.1mm | Samsung |
4.5/3.0mm | HP(Dellには非対応) |
四角針付 | (半固体と半分の中空のLenovoには対応できません) |
4.5/3.0mm | Dell |
4.0/1.35mm | ASUS |
4.0/1.7mm | Lenovo |
かなりの種類のコネクタがあるので、よほどマイナーな製品でない限り問題はなさそうです。
名刺くらいの大きさの紙に、トラブル時の問い合わせ先が書いてありました。住所は日本になっていてひとまず安心感。
ただ、アマゾンの購入なのでもし不具合があったら購入履歴からかんたんに返品・交換手続きができます。ですので多分、ここに直接連絡することはないと思います。
MAXOAKってどこの会社?怪しくない?
MAXOAK社って聞いたことがなかったので、どんな会社か調べてみました。
電気系統の機器なので、もし不良品で火災事故なんてことになったら怖いですし。
MAXOAK社はモバイルバッテリーを中心に製造販売する中国の企業です。1999年に日本のMAXOAK Battery Companyと共同設立されました。
深センと江南、湖南省などに事業所があり、2,000人以上の社員がいるようです。結構大きい会社なんですね。
K2モバイルバッテリーにも使われるリチウムポリマー電池に強く、UL、CE、FCC、PSE、KCという国際的なさまざまな技術認証をクリアしています。
日本、韓国、ヨーロッパ諸国を含む世界30ヵ国以上の国々で製品を販売し、顧客にはパナソニック、東芝、NTT、三菱、サムスンなど錚々たる名前も。
あくまで公式ページの情報ですが、思っていたより大規模でメジャーなメーカーのようですね。
50,000mAhでどれくらい充電できる?
機器名 | およその充電回数 |
---|---|
iPhone8 | 約19回 |
iPhone8 Plus | 約13回 |
iPhone8 | 約17回 |
iPhone8 Plus | 約12回 |
iPhoneX | 約12回 |
iPad Pro(10.5インチ) | 約4回 |
iPad Pro(12.9インチ) | 約3回 |
Galaxy S8 SC-02J | 約11回 |
HUAWEI P10 lite | 約11回 |
Xperia XZ Premium SO-04J | 約11回 |
Nintendo Switch | 約8回 |
PS Vita(PCH-2000) | 約17回 |
デメリットは
想像はつくと思いますが、やはり大きくて重いことが最大のデメリット。
1.26kgはマックブックプロ13インチ(1.37kg)にも匹敵する重さです。つまり手持ちのノートパソコンと合わせて2台持っているのと同じになります。
バイクや車、自転車等で移動するならまだいいですが、バッグに入れて長時間持ち運びしたくはない重さですね。
私は重度の肩こりなんですが、確実に悪化してしまいます。特に女性の方にはまったくオススメできません。
また、バッテリー本体を充電するのにバカでかいACアダプタが必要なのもネック。モバイルバッテリーは普通はマイクロUSBケーブルで充電できるので、ものすごいかさばる気がするんですよね。
しかもACアダプタが壊れたりなくしたりしたら、すぐに代わりを用意できないのも超不便(※)。
(※)電圧や電流が同じなら他のACアダプタが使えるかもしれませんが、付属品以外を使っての発火や漏電などの事故が怖いので、電気系に詳しくない人はやめましょう。
こういう使い方に最適
50,000mAhの大容量が活きに活きまくる場面についてまとめました。
カフェなどで長時間ノマドワーク
テーブルに電源コンセントがあるカフェならいいですが、上の写真のコメダなどそうでない店舗もたくさんあります。
そんな時K2モバイルバッテリーがあれば、バッテリー切れを気にすることなくノートパソコンで作業ができます。USB充電端子もたくさんあるのでスマホやタブレットの同時充電もラクラク。
まさに、ノマドワークの電源基地として大活躍してくれます。
災害や停電などの非常用電源として
リチウムイオン電池は自然放電が少ないので、フル充電にすればかなり長期間容量を維持できます。
大地震や水害、万が一の有事など、不測の事態で考えられるのが停電。どんな高性能なデジタル機器も電池がなかったら何の役にも立ちません。
普段からK2モバイルバッテリーをフル充電にして保管しておけば、そうした事態が起きてもスマホをはじめさまざまな機器の非常用電源として使えます。
この記事のまとめ
地震などの災害、万が一の有事の非常用電源として一家に一台ストックしておくにも最適な製品です。