こんにちは、タノスケログ管理人のタノスケです。最近、アップルウォッチを代表にスマートウォッチがかなり浸透してきましたよね。
単体でエクササイズやスケジュールの管理をしたり、スマートフォンと連動してさまざまな通知やアプリをより使いやすくしたりと、いろいろ便利な面があります。
私もそろそろ欲しいな、と思っているんですがずっと引っかかってることがありました。それはあの独特な見た目。
スマートウォッチは確かにスタイリッシュでかっこいいんですが、ひと目で普通の腕時計とはちがう主張の強さが何か受け付けないんですよね。。
見た目は普通の腕時計で中身は
脳ある鷹は爪隠すではないですが、一見普通のデザインなのに機能はスマートウォッチ、という商品が欲しかったのです。
でもそれは私が知らないだけでした。商品をいろいろを調べていたら、けっこうその手のデザインの商品がたくさんあるんですね。
中でも、自分が見ていいなと思ったものや実際に売れている見た目は普通、中身はスマートウォッチをまとめましたので、もし気になる方はご参考にしてください。
それぞれの商品でできる機能も一覧にしたので、比較に役立てて頂ければと思います。
FOSSIL Q MACHINE ハイブリッドスマートウォッチ
これ、めちゃくちゃ格好いいですね~。ぱっと見は通常のクロノグラフにしか見えませんが、れっきとしたスマートウォッチです。
FOSSIL(フォッシル)は、こうした腕時計風のシリーズ「ハイブリッドスマートウォッチ」をたくさん揃えています。もちろん、文字盤を使ってさまざまなスマート機能を利用できます。
単体で歩数計や歩いた距離、燃焼カロリーの計測をはじめ、スマートフォンとBluetoothで連動させて通知の表示やデータの送受信、写真や音楽アプリの操作もできます。
腕時計としての機能も高スペック。高級感溢れるステンレススチールの筐体は50m(5気圧)防水に対応。バッテリーの寿命も1年と十分あり、28mm幅のベルトはいろいろなデザインのものと簡単に交換できます。
所有欲を満たしてくれそうな腕時計としての存在感と、先進のスマート機能を兼ね備えたQ MACHINEは、アクの強くないスマートウォッチを求める方にぴったりのモデルだと思います。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 通常型(物理的な長針・短針) |
---|---|
着信・メール通知 | ○ |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | ○ |
音楽アプリ操作 | ○ |
OS | 非搭載 |
バッテリー | ボタン電池 |
SAMSUNG Galaxy Gear S3 frontier
スマホや各種家電などで世界のトップメーカーと言えるSAMSUNGが放つスマートウォッチがこのGalaxy Gear S3。
このモデルが凄いのは、スマートフォンと連携しなくても多くの機能を使えること。ベゼルを回すというわかりやすい動作で、電話やボリューム調整、アラーム、アプリの切替などを瞬時に行うことができます。
時計本体にスピーカーとマイクが内蔵されているので、スマートフォン取り出さなくても通話できるのは便利で先進的ですね。ただしスマホとのBluetooth連携が必要なので、カバンに入れておくなど近くに置いておく必要があります。
GPSも搭載しており、ランニングコースの確認や天気、ゴルフの残りヤード数など正確に計測できます。バッテリーも通常モードで4日間、時計のみなら残量5%でも約10時間使えるのでいざという時でも安心。
ラインナップもハードでゴツいデザインのフロンティア、シックで落ち着いたクラシックと用意されており、コーディネートに合わせて選ぶことができます。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 液晶画面型(長針・短針を画面上に表示) |
---|---|
着信・メール通知 | ○ |
単体での通話 | ○ |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | ○ |
音楽アプリ操作 | ○ |
OS | Tizen |
バッテリー | 内蔵型充電池 |
CASIO G-SHOCK G-STEEL スマートフォンリンクモデル
ついに、というかやっと出た感のあるG-SHOCKのスマートウォッチ、それがカシオG-STEEL スマートフォンリンクモデルです。
G-SHOCKといえばデジタル文字盤を連想する方が多いと思いますが、このG-STEELはアナログの文字盤を採用。先進のスマートウォッチ機能とのギャップが面白いですね。
スマホとはBluetoothによって連携し、専用アプリケーションによって時刻補正やスマホ画面でのバッテリー残量表示、300都市以上のワールドタイム表示、アラームなどの機能を搭載。
新開発の薄型化技術で通信モジュールを積みながらケース厚14.1mmのスリムデザインを実現。もちろんG-SHOCKならではの高剛性・高耐久性は言うまでもありません。
ただし、他のスマートウォッチならできるスマホのカメラ操作や着信通知、音楽アプリ操作などは非対応。多機能を求めるなら同じカシオのプロトレックスマートのほうがいいかも。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 通常型 |
---|---|
着信・メール通知 | × |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | × |
カメラアプリ操作 | × |
音楽アプリ操作 | × |
OS | 非搭載 |
バッテリー | ボタン電池 |
SKAGEN Hagen Connected ハイブリッドスマートウォッチ
SKAGENはデンマーク風の時計やジュエリーなどを手がけるFOSSIL傘下のブランドです。そのためか、このシリーズでもハイブリッドスマートウォッチのネーミングが使われています。
こちらも液晶画面を搭載しないタイプで、よりシックでライトな雰囲気は女性が身につけても違和感がありません。
スマートウォッチとしても機能も、スマホとの連携で睡眠やエクササイズの記録、カメラの自撮りシャッターや音楽コントロールなどひと通りのことができます。
スマートな見た目なら30m(3気圧)防水を実現し、電池も4ヶ月~6ヶ月使用できるロングライフ。おしゃれな腕時計として毎日使え、スマートウォッチの便利機能もしっかりと味わえます。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 通常型 |
---|---|
着信・メール通知 | ○ |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | ○ |
音楽アプリ操作 | ○ |
OS | 非搭載 |
バッテリー | ボタン電池 |
CASIO PROTREK Smart
タフ・スポーティーさを求めるなら外せないのがカシオの腕時計。Gショックシリーズと並んで定番のプロトレックシリーズのスマートウォッチ版がこのモデルです。
こちらは文字盤全体が液晶画面となっており、OSにはAndroid Wear 2.0を採用。スマートウォッチならではの豊富な機能を見やすい画面でたっぷり楽しめます。
特にGPSと地図の連動で登山などのルートを記録できたり、専用アプリでゴルフの残ヤードを正確に測れたり、突然の豪雨にも安心の防水性能、耐衝撃性などまさにアウトドアにうってつけ。
さらに文字盤が2層構造になっていて、カラー液晶をオフにすればモノクロ時計表示でバッテリーを節約できるなど、普段の腕時計としての機能性を犠牲にしていないのもポイントです。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 液晶画面型 |
---|---|
着信・メール通知 | ○ |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | ○ |
音楽アプリ操作 | ○ |
OS | Android Wear 2.0 |
バッテリー | 内蔵型充電池 |
FOSSIL Q EXPLORIST ジェネレーション3
こちらはフォッシルの「スマートウォッチ然」としたモデルになります。とはいってもその雰囲気は液晶画面だけで、本体のケースやベルトなど外観は重厚な腕時計そのもの。
Android Wear 2.0を搭載しており、文字盤にさまざまな通知やメール画面、地図などを見やすく表示することができます。ただしスマート機能をフルに使うとバッテリーは1日しか持たないので注意。
アップルウォッチのような先進のスマート機能は使いたいけど、あくまで外観はスタンダードな腕時計が欲しい、という方に合いそうなモデルですね。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 液晶画面型 |
---|---|
着信・メール通知 | ○ |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | ○ |
音楽アプリ操作 | ○ |
OS | Android Wear 2.0 |
バッテリー | 内蔵型充電池 |
GARMIN vivomove Sport Black
GARMINはエクササイズの心拍計やカーナビなども手がける電子機器メーカーですが、そのスマートウォッチ版といえる位置づけがこのvivomove Sport。
ただし、他のスマートウォッチのようにAndroid Wearは搭載しておらず、できる機能は歩数管理や睡眠ウォッチ、専用アプリと連携でのデータ管理などに絞られます。
スマホの機能をサポートするような高スペックはいらないから、普通の腕時計+最低限のスマート機能でOKという方に向いているモデルですね。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 通常型 |
---|---|
着信・メール通知 | × |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | × |
音楽アプリ操作 | × |
OS | 非搭載 |
バッテリー | ボタン電池 |
DIESEL ON HYBRID
ファッションブランドとして有名なDIESELが送り出すスマートウォッチがこのDIESEL ON HYBRID。こちらもアナログ文字盤とスマート機能が融合した腕時計になっています。
スマート機能としてはスマホの着信やメールの通知、音楽アプリやカメラのシャッター操作、アクティビティや睡眠の記録などかなり充実しています。それでもってデザインはDIESELらしい主張の強いファッショナブルなもの。
電池は市販のボタン電池タイプなので充電はできませんが、専用のツールでどこでも簡単に電池交換ができます。
仕様・機能の一覧
文字盤のタイプ | 通常型 |
---|---|
着信・メール通知 | ○ |
単体での通話 | × |
歩数計・エクササイズ記録 | ○ |
カメラアプリ操作 | ○ |
音楽アプリ操作 | ○ |
OS | 非搭載 |
バッテリー | ボタン電池 |
機能性重視なら液晶画面型・見た目とバッテリー重視なら通常型
上記にあげたスマートウォッチは大きく分けて2つのタイプがあるのがわかります。
ひとつは文字盤が液晶画面になっていて、時刻やあらゆる情報をグラフィックで表示するタイプ。もうひとつは文字盤は普通の腕時計と同じアナログなもの。
比較すれば、液晶画面タイプには独自OSが搭載されており、単体で通話できるものや地図の表示、アプリ操作など圧倒的に多機能です。
通常の文字盤タイプはスマート機能としてはあくまで通知レベルしかありませんが、液晶がないぶん電池が長持ちするので、普通の腕時計感覚で使うことができます。
ですので、スマートウォッチを選ぶなら機能重視なのか見た目やバッテリー重視なのか、どちらのタイプにするのかをまず決めることが大切です。
こうした「中身だけスマートウォッチ」がもっと売れたら、ロレックスやオメガ、ブライトリングやタグホイヤーなど名だたるメーカーもどんどんこの手のスマート機能搭載モデルを出してくるのではと思います。
この記事も、新しい商品が出たら随時更新して行きますので、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね!