menuの配達員は稼ぎやすい?報酬体系や独自のインセンティブなどをわかりやすく解説

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こんにちは、タノスケです。

この記事では、出前館と並んで日本発のフードデリバリーサービスであるmenuの解説をしていこうと思います。

基本的にはUber Eatsと似た仕組みながら、独自の複数配達案件や、報酬振込みの自由度の高さなど、メリットも数多くあるmenuのシステム。

実際にmenuで配達業務を経験したからこそわかる、おすすめのポイントや気になる点を、ありのままに解説していきます!

menuとは

menuを運営しているのはmenu株式会社です。

人気を博したソーシャルゲーム「ドラゴンエッグ」「ドラゴンスマッシュ」などを開発するレアゾン・ホールディングスのグループ会社になります。

サービスとしてのmenuは、もともとテイクアウトアプリとしてリリースされました。

東京都内で2300店舗以上の加盟店を獲得したのち、2020年4月より、東京23区の一部エリアを対象にしてデリバリーサービスをスタート。

理由は利用したユーザーからデリバリーを要望する声が多かったことがあります。時期的に新型コロナウイルスにより、デリバリー需要が高まっていたこともありそうです。

現在では、全国47都道府県にサービスエリアを広げており、最大手のUber Eatsが展開していない地域でも利用が可能です。

menu配達員の報酬システムは

配達員として稼働するなら、やっぱり気になるのは報酬面ではないでしょうか。

menuの報酬はまず、基本報酬とインセンティブ報酬の2つがあり、その合計から手数料を差し引いたものになります。ただし手数料はキャンペーンが続いており、現在も無料です。

基本報酬

まず基本報酬は、固定報酬距離報酬に分けられます。

固定報酬は、配達1回あたりにもらえる報酬のことで、260円になります。

■固定報酬:配達1回で260円

そして距離報酬ですが、これは配達で走った距離に応じて支払われる報酬です。menuでは注文が入った店舗へ向かうまでの距離と、店舗から配達先へ向かうまでの距離が対象になり、その合計値を乗算して20円をかけ合わせた値になります。

■距離報酬:距離km×距離km×20円

たとえば店舗までの距離が2.5km、配達先までの距離が3.0kmの案件ならば、基本報酬は260+(5.5×5.5×20)=865円になります。

つまり、menuの報酬は距離が乗算されるため、長距離ほど報酬が跳ね上がる仕組みです。

2の2乗は4ですが、その2倍である4の2乗は16と、元の数の比以上の値になるんですね。

ただし2021年8月に改定により、1件の最大報酬は1,200円になったため、以前のように一発2,000円、3,000円といった荒稼ぎは難しくなりました。

インセンティブ報酬

基本報酬にプラスされるのがインセンティブ報酬です。menuのインセンティブ報酬は、レベルアップ報酬とランクボーナスがあります。

レベルアップ報酬

menuのシステムで特徴的なのが「経験値によるレベルアップ」があることです。

レベルアップといえば、ドラクエやファイナルファンタジーなどRPGを思い浮かべそうですが、まさに同じような形で、配達ごとに経験値(EXP)が付与され一定基準に達するとレベルが上がります。

レベルは1から99まで設定されており、毎レベルごとではないですが、レベルアップ時に報酬と経験値を貰える場合があります。

報酬は100円から始まり、最大で10,000円です。

レベルアップ報酬がつくレベルは以下のとおりです。

もらえるレベル 報酬金額
LV.7 100円
LV.13 500円
LV.19 1,000円
LV.25 1,000円
LV.31 3,000円
LV.37 3,000円
LV.43 3,000円
LV.50 5,000円
LV.55 5,000円
LV.60 5,000円
LV.65 10,000円
LV.70 10,000円
LV.75 10,000円
LV.80 10,000円
LV.85 10,000円
LV.90 10,000円
LV.95 10,000円

ランクボーナス

前述したレベルとは別に、獲得した経験値によってランクが決められます。

ランクは上がるほど基本報酬にプラスされる倍率が増えるため、ランク上位になるほど、毎回の配達報酬はけっこう変わってきます。

最高ランクのS5になると倍率が2.0になるため、なんと基本報酬が2倍に。エキスパートとビギナーでは、同じ配達をしても報酬が大きく変わるのがmenuの特徴です。

S5になるには直近8週間の経験値が45,000以上とかなりハードルが高いですが、熟練者への金銭的メリットが少ないUber Eatsに比べて大きな優位点ではないでしょうか。

何より、こなした仕事が経験値やレベル、ランクというわかりやすい形で表されるのはモチベーション向上につながりますよね。

menu独自のボーナス制度も

menuにはさらに、他社にはない独自のボーナスがあります。

コンボ注文で報酬上乗せ

2件の店舗から料理を引き上げて配達するのが「コンボ注文」です。

仕組み的にはウーバー等の「ダブル案件」と似ていますが、他社のダブルはそれぞれ別の注文者に届けるのに対し、menuのコンボ注文は届け先は1件だけ。

特にUberのダブルはやる意味なし
ダブルは1件目と2件目の距離がかなり離れていると時間がかかり、報酬も普通に2件配達するよりたいてい安くなるので、正直なところメリットが少ないです。

しかも2件目の客から「来るのが遅い」と怒られたり、BAD評価をくらうリスクも。

特にUber Eatsは、クエスト報酬が大幅に下げられたため(2022年1月)、効率的な回数稼ぎというダブル唯一のメリットも消滅しました。

報酬面、システム面での改善がない限り、ダブルを受ける意味は皆無でしょう。

menuのコンボ注文は、2件の店舗間の距離が200m以内のみオーダーが入ります。

つまり近距離が保証されているため遅延リスクも限りなく小さく、届け先もひとつなので通常配達とそう変わらない感覚で進められます。

ロングエリアで高額報酬を

2021年2月25日から導入されているのがロングエリアです。

これは、長距離の注文が発生しやすいエリアが該当し、ブーストが発生しやすくなるため、高額報酬が期待できます。前述のとおり、menuの報酬はロングになるほど跳ね上がるため、狙い目でしょう。

ただし、ロングエリアの案件は通常と違い、受け取り時刻が指定されています(たとえば30分後など)。もちろん時間に遅れるのは厳禁なので注意が必要です。

※遅延による目に見えるペナルティはありませんが、そうした不手際を繰り返していると、ある日突然のアカウント停止という巨大爆弾を食らう可能性があります。

さらにエリアは主に郊外になるため、バイクの方はまだしも、都心部で自転車で稼働している方などは、そもそも対象エリアまで行くのに骨が折れます。

menuの対応エリアは

menuの対応エリア

menuの配達可能なエリアは、日本全国、47都道府県です。

全県に渡ってエリア展開しているのはすごいですね。ただし都道府県の全域というわけではないので、東京や大阪など大都市圏を除き、都心から離れれば対象地域外になってしまいます。

私の住んでいる地域も、田舎なのでもちろん対象外です。

ただし、対象エリアへのリクエストを注文アプリから送ることができます。都心部の人なら普通にできる「自宅オンライン」も、いつかはできるかもしれませんが。。。

評価システムはUber Eatsと似ている

menuはUber Eatsと同じように、配達員を評価するシステムがあります。

直近で100件の配達が対象になり、最大は100%で、バッド評価がつくとパーセンテージが下がっていきます。もし低評価がついた場合、何が理由だったのかもわかります。テンプレとして以下の項目が用意されています。

  1. 配達が遅れた
  2. 商品が溢れていた
  3. 不適切な言動が見受けられた
  4. 写真と別人がきた
  5. コミュニケーション不足
  6. 保温バッグを使っていなかった
  7. 交通ルール違反
  8. その他

ウーバーの評価システムとの違いは、評価される対象が注文者だけということです。現状では、店舗から評価される(もしくは評価する)仕組みは実装されていません。

あと、実際にやってて思うのが、menuはウーバーよりも低評価がつきやすいということ。少しくらい評価が落ちても何かペナルティがあるわけではなさそうですが、やっぱり数字が下がっていくのはいい気分がしません。

特に、問題なく配達しているのに「配達が遅れた」理由の低評価はモヤモヤします。そもそも料理の上がりが遅いのが原因なのに、とばっちりを受けるのは勘弁してほしいですね。

この記事のまとめ

「これからmenuの配達員を始めてみたい」と考えている方に、menuとはどんなシステムか?という基本的な情報をまとめました。

配達距離の長いロングになると高報酬が期待できるmenuは、ショートを積み重ねていくのがセオリーのUber Eatsと違った動き方が求められます。

まるでゲームのRPGのようなレベル制や、コンボ配達など独自のシステムも豊富。

フードパンダの日本撤退など、バブルの様相をなしていたフーデリ業界にも淘汰の気配が感じられる中、日本初のフードデリバリーとしてmenuが今後どうなるのか、気になるところです。

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