ポケトークとイリーを徹底比較!翻訳機としてポケトークが圧倒的に有利な3つの理由とは

ポケトークとイリーの比較

こんにちは!タノスケログ管理人のタノスケです。

いま主流の翻訳機といえばポケトークとイリーですよね。

どちらも日本語をすぐ外国語に変換して音声で相手に伝えてくれるので、海外旅行でのコミュニケーションや意志の伝達に役立ちます。

このページではそんなポケトークとイリーを徹底比較してみました。

じつはこの両機、翻訳機という意味では共通ですが大きく違う部分もかなりあります。目的によっては選び方を間違えると確実に後悔するので、ぜひチェックしておきましょう。

ポケトークとイリーの比較一覧表

比較項目 ポケトーク イリー
大きさ 110×60×16(mm) 120×30×15(mm)
重さ 約90g 58g
翻訳のタイプ 日本語→外国語
外国語→日本語
日本語→外国語のみ
対応言語数 63言語 3言語
ネット接続 必要 不要
長文対応 ×
バッテリーの持ち 約6時間 約3日間
価格 24,800円(本体のみ)
29,800円(本体+SIMカード)
19,800円

ポケトークとイリーの決定的な3つの違い

上の表のとおり、ポケトークとイリーにはさまざまな違いがありますが、商品選びにおいて決定的な差異は以下の3つになります。

ポケトークは双方向の翻訳、イリーは一方通行

これが2者の決定的な違いだと思いますが、ポケトークは双方向に翻訳でき、イリーは一方通行にしか翻訳できません。

つまりあなたが外国人と会話するとしたら、ポケトークなら日本語を外国語に翻訳して問いかけ、その答えを日本語の音声で聞くことができます。

ところがイリーは日本語→外国語の変換しかできないので、相手の答えを日本語で理解することができません。

これってとんでもない違いですよね。

(※)イリーは海外版(英語→日本語・中国語・スペイン語、中国語→日本語・英語)の発売も始まりましたが、やはり一方向の翻訳しかできません。

つまり、ポケトークは会話、イリーは伝達のツール

ポケトークがあれば翻訳の手間はあるにしても、言葉がまったくわからない同士でコミュニケーションをすることができます。

でもイリーはこちらの言いたいことしか伝えられないので、言葉のキャッチボールができません。となると、用途は限られますよね。

タクシーで行き先を伝えたり、レストランでオーダーをしたり、テーマパーク等で予約チケットを買うなど「頼み事」が利用の基本になります。

はっきりいって、行く国の言語のリスニングに不安がある方はイリーは向かないと思います。

ポケトークは多言語、イリーは英語・中国語・韓国語のみ

ポケトークは最大63言語に対応するのに対し、イリーは英語、中国語、韓国語にしか対応していません。

行く国によってはイリーは使えない

「英語を話せると10億人と話せる」なんてキャッチコピーの広告がかつてありましたが、世界には英語の通じない国や地域はたくさんあります。

対応言語の多いポケトークならかなりマイナーな国でも心強い、イリーは国によってはまったく役に立たない可能性も。

ポケトークはネット必須、イリーはオフライン

ポケトークはWiFiやSIMなどネット環境が必須なのに対して、イリーはデータはすべて本体で処理されるのでオフラインで使うことができます。

必ずしもネット対応のポケトーク有利、とはいえない

ポケトークの翻訳機能はクラウドにより常にアップデートされるといえば聞こえはいいですが、海外でも地域によってはネットが繋がらない場所があるかもしれません。

仮にそんな場所へ行った場合、ポケトークは役に立ちません。イリーは完全オフラインで使えるので、電波が悪い場所でも問題なく使うことができます。

またインターネットが使えないタイプの飛行機内ではイリーの便利さが際立ちます。

とはいっても、よほどの僻地にでも行かない限り、普通の海外旅行でネットに繋がらないシーンは少ないでしょう。実際フリーWiFiは日本よりよほど海外の方が普及していますし。

圧倒的にポケトークが有利

翻訳機としての機能で考えれば、ポケトークは明らかにイリーより優れています。

イリーは正直なところ「話してくれる電子辞書」みたいなイメージでしょうか。あくまで日本語を英語などメジャー言語に訳してくれるだけのもの。

ポケトークのように長文は翻訳できないですし、相手の言葉は訳せないのでコミュニケーションすることはできません。

勝ってるのは連続使用時間と価格の安さくらいでしょうか。

63種類という対応言語数、200文字以上の長文でも正確に翻訳し、クラウドで常に精度をアップデートし続けるポケトークは圧倒的に高性能です。

もしこの2商品で迷っているなら、ポケトークにしとけば間違いないというのが結論です。

ポケトークは語学学習にも役立つ!

これは副産物的な使い方かもしれないですが、ポケトークは語学学習にも応用することができます。

日本語を正確に英語にしてくれるので、英作文が正しいかどうかわかりますし、逆に英語→日本語もOKなので、英語の発声が正しいかどうかのチェックができます。

(※)私も実際にこれ(英語入力)をやってみましたが、見事なほどに正しく日本語に訳されませんでした・・・発音って難しい。。。

さらに20件まで履歴を保存・再生できるので、英会話でよく使うフレーズを登録しておけば覚えるのにも役立ちます。

翻訳機としてだけでなくさまざまな使い方が広がるポケトーク、私も実際に購入してレビューしていますのでよければ参考にしてみてください。

ポケトークレビューのトップ写真

【動画も】ポケトークを購入したので徹底レビュー!翻訳の精度や速さ、使い勝手は?長文でもきちんと翻訳できる?

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