こんにちは、こんばんは、タノスケです。
日ごとに冬の気配が強くなり、またバイク乗りには辛い季節がやってきました。
とりあえず手袋は必須だと思うんですが、最近は値段が安くても高品質の商品がたくさんあっていい感じです。
バイク専用品は高価な商品が多いんですよね。。
このセブンイレブンで売っている手袋(上記写真の左2つ)、どちらも1,000円台で購入できてデザイン、機能ともに申し分なし。
どちらもとても気に入ったのでレビューしました!
【2022年】セブンで購入した防寒手袋
毎年仕様が変わるセブンイレブンの手袋ですが、最新の2022年版を購入してきました。
これはスマートフォン対応の「防寒手袋」という商品です。色はいつもと同じですがブラックの一色で、サイズは24センチとやや小さめになっています。
全体のシルエットはややタイトな造り。装飾やロゴなどはいっさいなく、どんな服にでも合わせやすいデザインですね。裏返せば没個性のひと言。
手のひら側ですが、ちょうどハンドルを握る部分が滑り止めの合成皮革になっています。
この皮革部分なんですが、ちょっとした粘着性を感じるほど滑りにくいです。ゴムのハンドルグリップだと滑りが悪すぎて操作感はあまりよくないと感じました。
防風性を考慮してか、風が当たる指の背側は密度の高い縫製になっています。つなぎ目の縫製部分は軽く引っ張っても隙間が広がることもなくしっかり感があります。
親指と人指し指の先端は、スマートフォンのタッチに対応する合成皮革が縫い付けられています。その他の指はタッチ反応しないのでご注意ください。
手首のリブ部分は伸びの良い素材を使用。ある程度長さもあるので、袖口から入り込む風に対しても防御力を発揮してくれそうです。
左右の手袋をつなげるパーツは樹脂製。使わない時は連結しておけば、片方だけ紛失といった事態を避けることができますね。
手首部分から裏返してみました。さすが防寒手袋というだけあって、厚みのあるボア素材が張り巡らされています。
使用一覧
本体 | ポリエステル・ポリウレタン |
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スマホタッチ部分 | 合成皮革 |
サイズ | 24cm |
価格 | 1,700円(税込) |
装着感・防寒性は
実際に装着してみました。私は平均男性に比べて手がやや小さめなのですが、サイズはまさにジャストフィット。これ以上小さいと窮屈さを感じるギリギリといったところです。
シルエットも細めなので、指や手のひらにかなりの密着感があります。指の太い私がそう思うので、細い指の方ならもう少し余裕があるのかもしれません。
ハンドルを握るうえで重要なグーにした時の感触ですが、正直なところ、もう少しゆとりがあるほうがいいかなと思います。
商品の特長に「立体縫製」とあったので期待していたのですが、思ったほどではないかなという印象です。
ただし、この商品はバイク用ではなく普通のグローブなので仕方がないのかもしれません。長時間ハンドルを握り続けるのは手が疲れてくる気がします。
防寒性についてですが、気温約6℃の晴天時に外歩きとバイク乗車にて検証してきました。
まず外歩き時ですが、手袋を装着していればもちろん温かく、手の冷えを感じることはありません。ただし、この日はやや風が強かったのですが、時折指と指の間部分に冷気が染み込む感覚がありました。
この感覚は、バイクに乗るとより顕著になります。
低速時(時速20kmくらい)でも冷たい風が指と指の間にはっきりと感じられ、歩いている時よりだんぜん早く手の冷えを感じてしまいました。
正直、このくらいの気温でも1時間以上の乗車はきつい印象です。
そもそも、この手袋は外側をナイロンなどで覆われておらず、防風性はあまり考えられていない造りなので、バイクで風を受けると寒いのは当たり前といえば当たり前かと思います。
普通の外出に使うなら問題はないと思いますが、速度の出るバイクにはあまり適さないというのが結論ですね。
あと、手のひらの滑り止めはひっかかり過ぎることもなく、意外と好感触でした。伸縮性が高いので、ブレーキやウインカーの操作もスムーズです。
操作性そのものは良いので、冬よりも秋口あたりならバイク用にもいいのではと思います。
セブンイレブンで買える手袋【2019年】
セブンイレブンでは現在(2019年)、以下の手袋を買うことができます。
これ以外にも毛糸系の手袋もありますが、バイク運転時の防風性を考えると使うのはきびしいので、ナイロン系の2商品を紹介しますね。
スマートフォン対応防風グローブ
まずはこのスマートフォン対応暴風グローブ。
親指と人差し指の腹の部分が導電性の素材でできており、手袋をつけたままスマートフォンのタッチ操作ができます。
また、手の甲部分に防風素材が使われていて風を通しにくい構造になっているのもバイクや自転車の運転時に活躍しそうです。
手のひら側は、ちょうどハンドルのグリップに当たる部分が別素材で滑りにくくなっています。素材はナイロン特有のてらてらした質感ですが、かなり柔らかめ。
あまりしっかりした厚みのある手袋は指が動かしにくくなるので、これぐらいの柔らかさはいいですね。
人差し指の部分にはライン状に反射素材が貼り付けられています。
手首のリブ部分もナイロンでできています。長さはそれほどなく、袖の奥までは入れられないので防風性はちょっと期待できないかも。
左右の手袋はこのように連結できるので、使わない時はくっつけておけば片方だけなくす、ということもなさそうです。
仕様一覧
本体 | ポリエステル・ポリウレタン |
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アテ・タッチ部 | ポリエステル100%(表面ウレタンコーティング) |
サイズ | 24cm~25cm |
価格 | 1,620円(税込) |
装着感・防寒性は
生地そのものが柔らかく、それほど厚みがないので装着感そのものは悪くありません。
サイズも私の指が太いせいかややタイトな感もしましたが、きついというほどでもなく丁度いいフィット感です。親指と人差し指のタッチ感度も問題なし。
ただ、手袋の分だけ指が太くなってしまうので、小さなボタンなどのタップはきちんと当たってないのか、時折反応しないことがありました(例えばポケモンGOプレイ中など)。
防寒性については、普段使いなら日中0℃を下回るような極寒でなければ、とくに問題はないと思います。
ですが、バイクの運転にははっきりいって力不足。
防風素材が挟み込まれている手の甲以外、指先などは乗り始めて5分もしないうちに冷気でみるみる冷えてきました。指と指の間も風が染み込んできて寒い。
しかも立体裁断でないので、ハンドルを握ると明らかに生地が突っ張ります。ウインカー操作する時も突っ張り感のせいで指が動かしにくいと感じました。
スベリ止め付き中わた手袋
続いては滑り止め付き中わた手袋です。
こちらはスマートフォン対応ではありませんが、指と手のひらのほとんどに滑り止め素材が使われていて、立体裁断加工で装着感がとてもいいです。
注意書きには「作業用手袋ではありません」と書いてありますが、確かに工具を使うような作業は向かなくても、ダンボールなど荷物を運んだり寒い時期の軽作業にも使えそうです。
手のひらの真ん中あたりを境目に、全体に滑り止め素材が縫い付けられています。
やや丸みを帯びたフォルム。
人間の手は力を抜いた時は、じゃんけんのパーのように開くのではなく、ちょうどマウスを持つくらいに緩やかに弧を描くラインになると思います。
この手袋は、ちょうどそのくらいの手にフィットする形状をしています。だから、ハンドルを握るために指を曲げても楽です。
逆にいえば、手を思い切り広げるとかなり突っ張ります。素材に伸縮性がないのも原因だと思いますが。
こちらはリブはしっかりとしたニット素材。スマホ対応グローブと長さは同じくらいですが、こちらのほうが防寒性は高そう。
立体裁断のおかげで、指も筒状になっていてフィット感は高いです。
どう見てもこのグローブ、普段使いというよりバイクや自転車の運転を想定して作られている感じがします(スマホ対応でないのもそう考えれば納得がいきますし)。
こちらも防風タイプと同じパーツで連結が可能。私みたいにしょっちゅう物をなくしている人間にはありがたい部品ですね。
仕様一覧
本体 | ポリエステル・ナイロン |
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滑り止め部 | ポリウレタン樹脂 |
サイズ | 25cm~26cm |
価格 | 1,242円(税込) |
装着感・防寒性は
さすが立体裁断の手袋だけあって、手のラインに無理なくフィットして装着感はとてもいいです。
生地自体に伸縮性はありませんが、へんに突っ張りを感じる部分もなし。中棉がしっかり入っている割に厚みがそれほどないので、装着してもブクブクと膨らむ感が少ないです。
スマホ対応手袋に比べて、明らかにこっちのほうが暖かいのもグッド。
バイクを運転しても、まずハンドルが握りやすいのが気に入りました。全長が約26cmとスマホ用より1cm長いおかげか、ぐっと握り込んだ時でも指先が足りないことはありません。
さらに、すきま風が入ってきにくいのか保温性がかなりあります。スマホ対応手袋とは比べ物にならない感じ。
長距離のツーリングとかには心もとないですが、ちょっと近所を走る程度なら、バイク用ウインターグローブとして余裕で使える商品だと思います。
これでスマホ対応だったら最高なのに・・・。
唯一気になるのは耐久性ですね。外側は薄手のナイロンなので、尖ったものに引っ掛けたりしたら速攻で破れると思います。
転倒した時のことを考えると、やはり本革のほうが圧倒的に安心感は上。といっても1,000円弱の手袋に多くを求めるのもおかしな話だと思いますが。