
こんにちは、タノスケログ管理人のタノスケです。
出張でよく利用するビジネスホテルですが、唯一の楽しみが朝食だったりします。次の朝よほど急ぎでもない限り、朝食ありプランを選ぶようにしています。
この記事では、大阪へ行った際よく利用するアパホテル肥後橋の朝食や部屋の感じ、パソコン作業のしやすさなどについて徹底的にレポートしています!
アパホテル肥後橋の朝食レポート

アパホテル肥後橋には2Fの「ラ・ベランダ」と30Fの「チャオ サイゴン」の2つのレストランがあります。今回は2階のラ・ベランダへ行きました。
(※)入り口すぐ横にある「シアトルズベストコーヒー」は残念ながら6月18日で閉店になります。

エレベーターを出て左に行くとすぐにラ・ベランダの入り口があります。向かい側にはアパホテルの名物的な天然温泉の大浴場もあります。
ラ・ベランダはバイキング形式のレストランで、朝食だけでなくランチビュッフェやディナーで利用することもできます。
それぞれの時間と料金は以下のとおりです。
朝食 | 7:00~10:00 【前売り】 大人 1,300円(税込)/小人(4歳~11歳)780円(税込) 【当 日】 大人 1,500円(税込)/小人(4歳~11歳)900円(税込) |
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ランチ | 11:30~14:30 【平 日】大人 1,100円(税込)/小人(4歳~11歳)660円(税込) 【土日祝】大人 1,300円(税込)/小人(4歳~11歳)780円(税込) |
ディナー | 平日 18:00~22:00(最終入店 21:30) 土日祝 18:00~21:00(最終入店 20:30) 【平 日】大人 3,300円(税込)/小人(4歳~11歳)1,980円(税込) 【土日祝】大人 3,500円(税込)/小人(4歳~11歳)2,100円(税込) 飲み放題プラン(アルコール各種)+1,200円(税込) |

店内はテーブル席とカウンター席があり、かなり広いです。この日は行った時間が遅めだった(9時半頃)ので空いていますが、7時~8時あたりはもう少し混雑していると思います。

テーブル席。机は固定されていないので人数に合わせてある程度動かすことができます。

カウンター席は壁面がガラス窓で開放感があります。とはいえ2階なので展望はよくありません。
30階のチャオサイゴンなら屋外のテラス席もあり、梅田のビル群や阪神高速を見下ろしながら朝食をとることもできます。
料理は和洋のバイキング形式

ラ・ベランダはビジネスホテルの定番ともいえるバイキング形式です。料理は和洋で中華メニューはありません。
けっこういろいろなビジネスホテルの朝食を利用しましたが、このアパホテル肥後橋の朝食はかなり充実しています。和食派・洋食派のどちらの方でも満足できると思います。
料理が置いてあるテーブルは艶っぽい赤色のクロスが張られていて、ビジネスホテルの朝食ビュッフェと思えないゴージャスな雰囲気も。

まずは洋食から、スクランブルエッグ、ソーセージの定番メニューや大根とベーコンの煮物。スクランブルエッグは固さにムラがなく均一にトロトロでいい感じです。
ソーセージはやや小さめで朝食べるにはちょうどいいかも。

こちらは焼鯖とこんにゃく煮。どのメニューも冷めているなんてことはありません。

定番中の定番、目玉焼きとベーコン。

サラダもポテトサラダ、オニオンスライス、キャベツの千切り、スイートコーン、わかめ、きゅうりと豊富。ドレッシングもサウザンアイランド、フレンチ(赤・白)、しそ、胡麻醤油、胡麻クリーミー、シーザーと多すぎるくらい。

スープ類。コンソメスープとコーンスープを選べます。

和食はこちら。うどん、冷奴、だし巻き卵、わかめなど。

うどんは最初からお椀に入っているので、温かいつゆを入れて食べます。

ごはんのお供系。しば漬け、かつお梅、しらす、大根おろし、ふりかけ、納豆、のり佃煮、味付け海苔など一通りそろっています。

もちろん味噌汁も。

デザート類。グレープフルーツとオレンジ。

フルーツポンチとヨーグルト。さすがにデザートはシティホテルの朝食ビュッフェに比べるとかなり簡素です。

ドリンク類はピッチャーで自分で入れるタイプ。りんごジュース、オレンジジュース、烏龍茶、牛乳、はちみつりんご酢が選べます。あともちろんコーヒーも。

味も普通においしいです。ひととおり食べましたが「ん、何じゃこりゃ?」的な料理はありません。
和食派、洋食派どちらの方でも、朝から栄養バランスのいい朝食を摂ることができますよ。
アパホテル肥後橋の客室について

ここからは客室のレポートです。この日は20階のシングルルームでした。

アパホテルは肥後橋に限らず、部屋は狭いです(10平方メートル)。ベッドは十分な大きさなのでいいんですが、その分余計に部屋を圧迫して床面は通路のみという感じです。

作業デスク。横には十分な長さがあるのですが、奥行きがあまりありません。椅子を後ろに引くとベッドの縁にすぐ当たってしまいます。
机の広さでいえば、名古屋で泊まったドーミーインプレミアム名古屋栄のほうが断然大きく、とても作業がしやすかったです↓

14インチのノートパソコン(Lenovo X1 carbon 2016)を置いた所。奥行きに余裕がないので液晶画面をあまり倒せないですね。
デスク表面はプリント木目でつるつるしているので、マウスパッドがなくても滑りや読み取りは問題ありません。
有線LAN(パソコンの右側に端子)、無線LANともに用意されているので、ネット使用は問題はないですが、セキュリティ面を考えると積極的な使用は控えたほうがいいかも。

デスク部分にはコンセントも1つしかありません。

アパホテルを利用するならマルチタップは必須だと思います。

至って普通のユニットバス。かなり狭いので便器に座ると足(ひざ)がドアに当たりそうになります。

シャワーは温水と冷水を自分で調節する古いタイプ。ちょうどいい温度にするのがけっこう面倒です。

ボディソープ、シャンプー、コンディショナーは資生堂の商品のようです。

アメニティも必要最小限。歯ブラシは柄の部分が太くて長く、なかなか使いやすいです。

バスタオルはふかふか感がなくちょっと固め。アメニティもそうですが、女性の方ですとあまりうれしくない感じかと。

温水便座。

テレビはシャープのアクオス(43インチ)が置かれていますが、部屋の割に画面が大きすぎるような気も。。。ベッドに寝っ転がって見ても、ここまで大きな画面はいらない感じがしました。

ベッドは柔らかめのタイプでした(何回か宿泊しましたが硬いベッドの客室もあった)。私は硬めのほうが好きなのでちょっと微妙ですが、これは個人差があるので何ともいえない部分。

ベッドにある照明コントロール部分。入り口灯、鏡灯、足元灯、ナイトランプと部屋のすべての照明をここで操作できます。あとアラームの設定も。

エアコンは壁面にリモコンが設置されています。冷暖房とも立ち上がりが早く、部屋が狭いので効きはかなり良いです。

窓からの展望。20階とわりと高層階だったのでビル群と道路(阪神高速池田線)の眺めが楽しめます。夜景を撮ろうと思ってたのに忘れてしまった。残念・・・。

窓から外に出ることはありませんが、いちおうバルコニーのような通路のようなスペースがあるので、安全面でも問題なさそう。

ドアには避難経路と火災時の煙を防ぐ避難用具が取り付けられています。

冷蔵庫はハイアール製のコンパクトなもの。上にあるスイッチで電源が入る仕組みです。

シャープ製の空気清浄機。表面がかなり黄ばんでいてちょっと・・・禁煙室で特に臭いもなかったので使用しませんでした。
アパホテル肥後橋は値段が安く満足度が高いホテル
アパホテル肥後橋はビジネスホテルとしては朝食が豪華ですし、部屋やバスルームが狭いなど気になる点もありますが、総合的に見てかなり満足度が高いホテルだと思います。
肥後橋という梅田から少し離れた場所にあるものの、歩いて5分程で梅田中心へは行けますし、ホテルの目の前に地下鉄四つ橋線の肥後橋駅があるので難波方面へのアクセスも良好。
あと料金の安さも魅力的。曜日によって値段は変わりますが(金・土・日は高い)、梅田(大阪)駅付近のホテルに比べて3,000円~5,000円は安く泊まれる感覚です(この日は7,500円でした)。
梅田やなんば、本町などへ出張があるなら、宿泊先としてかなりおすすめのビジネスホテルです。