いよいよ待ちに待ったVCTRADE(SBIバーチャルカレンシーズ)から取引パスワードの書かれたハガキが届いたので、さっそくログインして入出金をしてみました。
ここのところ仮想通貨は元気がないですが、SBIやマネックスによるコインチェック再開もまもなくですし、今年後半に向けて盛り上がりそうな材料がいろいろ。
VCTRADEは日本最大の金融グループと言えるSBI直々のサービスであり、今後の流れを考えてもぜひ口座を用意しておきたい取引所ですね。
VCTRADEの一般口座開設は7月からスタート
現在は2017年10月の先行予約に申し込んだ約2万名のユーザーが対象で、口座開設の一般申込みは7月中の予定です。
なのでめちゃくちゃ待ちました。。いつ申し込んだかもあまり覚えてないです。
当初は確か2017夏に開業、と言ってたような。
VCTRADEへの入金は住信SBIネット銀行から
現在のところ、VCTRADEへ入金するには住信SBIネット銀行の口座が必要です。
住信SBIネット銀行は手数料が安く、会員ランクによりますがATMの振込手数料が月15回まで無料になるなどかなり魅力的なので、持っておいて損はない口座です。
口座開設もネットから簡単に申し込めるので便利。手順は以下の記事でくわしく解説しています。
住信SBIネット銀行からVCTRADEへはクイック入金の形になり、基本的に24時間365日いつでも即座に入金が反映されます。
初回ログインから入金までの手順
では、VCTRADEにログインして実際に入金していきます。まずはVCTRADE公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力してログイン。
ちなみにパスワードを忘れてしまった場合は「パスワードを忘れた方」ボタンを押して再設定できます。登録時のメールアドレスを入力し「送信する」を押せば、再設定用のURLが記載されたメールが届きます。
こんな感じでパスワードの再設定ができます。
ログイン作業に戻ります。ログインすると「重要なお知らせ」サブウィンドウが開き、「改定後の取引約款および新旧対照表」のリンクがあります。
ここをクリックしてリンク先(pdfファイル)を表示させないと、下にある「同意する」ボタンを押せない仕組みになっているので、しっかり読んでからボタンを押してください。
するともう一回同じようなウィンドウが開き「改定後の書面および新旧対照表」のテキストリンクがあります。
これも同じように表示させて読んでから下の「同意する」ボタンをクリックしてください。これでようやく管理画面にアクセスできるようになります。
これがVCTRADEの管理画面になります。
先行して取り扱っているXRP(リップル)、まもなく取り扱いが始まるBCH(ビットコインキャッシュ)の2通貨のみ。メニューも取引、入出金、口座管理といたってシンプルなデザインですね。
住信SBIネット銀行からクイック入金する手順
ではさっそく入金していきます。トップ画面上部のメニューから「入出金」をクリックしてください。
入金したい金額を入力後「次へ」をクリック。
パスワード入力のウィンドウが開きますので、SBIバーチャルカレンシーズから届いたはがきに記載されている「取引パスワード」を入力します。
すると自動的に住信SBIネット銀行のログイン画面にジャンプするので、住信SBIネット銀行のユーザーネームとWEBログインパスワードを入力してログインしてください。
即時決済サービスの確認画面になりますので、住信SBIネット銀行の「WEB取引パスワード」と認証番号表の指示通りに数値を入力し、最後に「確定」をクリック。
これで入金が完了しました!やっぱり通常の銀行振込とちがい、入金が即座に反映されるのは最高に気持ちいいですね。
VCTRADEから出金する手順について
つぎはVCTRADEから日本円を出金してみます。まずは入金の場合と同じように上部の「入出金」をクリック。
すると銀行口座の登録がまだだったのでこんな画面になりました。ということで「銀行口座を登録する」をクリック。
入力フォームに従って銀行口座情報を入力します。私は入金時に使用した住信SBIネット銀行の口座を登録。最後に「登録情報を確認する」をクリックします。
これで銀行口座の登録が終わりました。引き続き出金をするので「戻る」をクリック。
出金額を入力する画面になりますので、出したい金額を入力して「日本円を出金する」をクリックします。
入金時と同じようにパスワード入力のサブウィンドウが開きますので、取引パスワードを入力して「完了」をクリック。
これで出金の手続きが完了となります。午前6時までの依頼は当日(銀行営業日)中、それ以降は翌銀行営業日の出金扱いに。
以上がVCTRADEの入金・出金の手順になります。
VCTRADEは手数料が安い!他社との比較
当初から北尾社長自ら手数料の安さを謳っていたVCTRADE。果たしてそれが本当かどうか他社と比較してみました。
VCTRADEの手数料
取引手数料 | 無料 |
---|---|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 住信SBIネット銀行:51円 それ以外の銀行(出金額3万円未満):165円 それ以外の銀行(出金額3万円以上):258円 |
各社との手数料比較
取引所名 | 取引手数料 | 入金手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|---|
VCTRADE | 無料 | 無料 | 住信SBIネット銀行:51円 それ以外の銀行(出金額3万円未満):165円 それ以外の銀行(出金額3万円以上):258円 |
コインチェック | 無料(キャンペーン中) | 無料 | 400円 |
ビットフライヤー | 無料(販売所のみ) | 無料 | 三井住友銀行の場合 3万円未満:216円 3万円以上:432円 三井住友銀行以外の場合 3万円未満:540円 3万円以上:756円 |
GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 |
ビットバンク | 無料 | 無料 | 540円 3万円以上:756円 |
Zaif | 無料 | 無料 |
50万円未満:350円 50万円以上:756円 |
DMMビットコイン | 無料 | 無料 | 無料 |
表のとおりですが、差が出てくるのは出金手数料です。VCTRADEの場合、住信SBIネット銀行を使うならかなり有利な条件ですね。
VCTRADEの取扱通貨は
VCTRADEは現在、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ビットコイン(BTC)の3種類のみ取り扱っています。
金融庁が認めた銘柄(ホワイトリスト)の数に比べてもかなり少なめですが、SBIの戦略からして、コインチェックのようにさまざまなコインを取り扱うことはなさそう。
サービス開始の時期やアナウンス、慎重な動きを見ても、SBIはまったくの新規より同社の既存顧客をターゲットにしている感があり、何よりも信頼感、安心感に気を配っているように見えます。
記事のまとめ
VCTRADEを利用するなら、現状では住信SBIネット銀行の口座が必須です。
そのぶん、24時間365日即時入金や出金手数料の安さなど、得られる恩恵がたくさんあります。
VCTRADEは7月からの一般口座開設受付開始まで、まだ様子見な感じがありますが、国内最大の金融グループの取引所だけに、今後も注意深くウォッチしていきたいと思います。