マネータップ(Money Tap)の設定や使い方などを解説!Ripple社の物凄い技術で送金の常識が変わる

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マネータップの登場で、不便・不満だらけの銀行振込は変わっていきそうです。

スマホから24時間365日いつでも、手数料無料(現在は3銀行のみ)で、QRコードや電話番号だけで送金できるマネータップは、まさに次世代の送金システム。

早速ダウンロードしてきたので、設定や使い方などをまとめました。

実は、Money tapには仮想通貨業界で注目のRipple社の技術が使われているのですが、その辺りもできるだけわかりやすく解説できればと思います。

マネータップの設定①【アプリ登録の手順】

ではさっそく、マネータップを設定していきますね。

▼まずはマネータップのアプリをダウンロードして起動しましょう。白いバックにロゴだけの起動画面がめちゃくちゃシンプルでスマートな印象です。

マネータップの設定【アプリのダウンロードから起動】

▼ロゴが消えると画面が変わり、マネータップの特長を見ることができます。

マネータップの紹介画面
マネータップの特長
1.電話番号やORコードでお金を送れる
2.24時間365日いつでも送金できる
3.API提携や生体認証で高いセキュリティ

他にも住信SBIネット銀行、みずほ銀行、スルガ銀行なら送金にかかる手数料がいっさい無料など、既存のサービスにはないメリットがあります。

画面下の「サインアップ」をタップすると、マネータップの設定に進むことができます。

▼利用規約とプライバシーポリシーの確認画面になるので、スクロールして最後に「利用規約・プライバシーポリシーに同意します」にチェックを入れて「次へ」をタップ。

マネータップの設定【利用規約とプライバシーポリシーの確認】

▼利用者の情報を入力する画面になります。アカウント名、携帯番号、Eメールアドレス、名前、生年月日を入力します。

マネータップの設定【個人情報の入力】

住所などは後に銀行口座と紐付けることになるので、ここで入力する必要はありません。ものすごい手軽です。

電話番号で送金をするかどうかのチェックはデフォルトでついていなかったので、とりあえずチェックせずに進みます。最後に「確認」をタップ。

▼入力した個人情報に間違いがなければ「仮登録」をタップ。すると右のような画面になり、携帯番号とEメールアドレスに認証コードが送られてきます。

マネータップの設定【情報の確認と認証番号の送信】

▼2つの認証コードを正しく入力して「認証」をタップすると完了。続いて「利用開始」をタップしてください。

マネータップの設定【認証コードの入力】

マネータップの設定②【銀行口座との紐付け】

▼つぎはマネータップで使う銀行口座の登録を行います。今のところ、りそな銀行、住信SBIネット銀行、スルガ銀行の3行のみが対応しています。

マネータップの設定【銀行口座の登録】

私は住信SBIネット銀行の口座を持っているのでそれで登録します。住信SBIネット銀行の口座開設については以下の記事で解説しています↓

住信SBIネット銀行の公式ページ

住信SBIネット銀行の口座開設の流れを解説!2,000円相当のポイントがもらえるキャンペーンも

▼登録する銀行を決めたら、口座情報を入力していきましょう。支店名と口座番号を入力したら「OK」をタップして次へ。

マネータップの設定【口座情報の入力】

▼登録した銀行(住信SBIネット銀行)のログイン画面になりますので、ユーザーネームとパスワードを入力してログインします。

マネータップの設定【登録した銀行の口座へログイン】

▼金融機関登録の情報を確認し、取引パスワードを入力したら「利用規約に同意の上許可」をタップ。

住信SBIネット銀行はログインパスワードの他に取引パスワードなど複数のパスワードがありますが、この辺りは銀行によって違うのでご自身の銀行の情報に沿って進めてください。

マネータップの設定【金融機関登録】

▼住信SBIネット銀行のスマート認証アプリ用の取引番号が表示されるので、スマート認証アプリを立ち上げて取引の承認をします。

マネータップの設定【スマート認証】

▼OKをタップして承認を進めましょう。

マネータップの設定【スマート認証の承認】

▼承認が終われば銀行口座の登録完了となります。

マネータップの設定【登録完了!】

これでマネータップを使うための準備が終わりました。OKをタップするとマネータップの口座画面になり、無事に紐付けた住信SBIネット銀行の口座情報や残高が表示されました。

登録できる銀行はまだ少ないですが、マネータップを語る上で欠かせない「内外為替一元化コンソーシアム」には国内の50を超える銀行が加入しているので、これから使える銀行が増えてくるのは間違いなさそうです。

実際の送金については、回りにりそな銀行、スルガ銀行の口座を持っている人がいなかったので自分で申し込み中です。口座開設できしだい更新していきたいと思います!

マネータップとRipple社の関係について

Ripple社のロゴ

マネータップを語る上で絶対に外せないのがRippleという名前です。

サンフランシスコに本社があるRipple社は、従業員約200名ほどながら、世界中のお金の流れに革命を起こす可能性がある物凄い企業です。

といっても、Rippleの名前は仮想通貨がらみで知った方も多いと思います。

現在、ビットコインの次に時価総額の大きい仮想通貨「XRP」を大量に保有しているのがRipple社です。2018年初頭には1XRP=400円の暴騰でにわかに注目されました。私も大した枚数ではないですがXRPを保有しています。

そしてRippleとSBIホールディングスが新たに立ち上げたのが、アジア地域を視野に入れたフィンテック企業「SBI Ripple Asia」です。

Money Tapは、このSBI Ripple Asiaが開発したアプリケーションなんです。

よりRipple社を理解するなら
Ripple社の取り組みや歴史、開発などについては、とても1ページでは書ききれる量ではなく、内容も非常に難しいです。

GiantGoxさんという方が運営しているサイト「Ripple総合まとめ 5分でわかるリップル入門~ビットコインとの違い」がリップルを知るバイブル的なサイトとして有名なので、興味のある方はご覧になってみてください。

Ripple社のやっていることがいかに凄いかを感じられると思います。

Ripple総合まとめ 5分でわかるリップル入門~ビットコインとの違い
GiantGox氏(Twitterアカウント)

マネータップは今後銀行送金のスタンダードになる?

現在、マネータップに対応しているのは住信SBIネット銀行、りそな銀行、スルガ銀行だけですが、実はほかにもたくさんの銀行が加わる可能性が高いです。

なぜなら、これらの銀行を含む50以上の国内の銀行が「内外為替一元化コンソーシアム」というプロジェクトに加盟しているからです。

これは、最新のフィンテック技術で銀行同士をつなぎ、振込や送金などをより速く、安く、さらに便利にしようというもの。

その基盤になっているのがRipple社の技術・システムで、第一号の商品がマネータップになります。

ですので、マネータップはいずれは国内主要銀行の多くで使えるようになると思います。

何しろ、既存の銀行送金に比べてメリットしかありません。

午後3時以降の振り込みは次の日に反映とか、振り込むごとに手数料とか、振込の変なタイムラグとか、今まで当たり前だった不便がいっさいないので。

この便利さが知れ渡ったら、あとは時間の問題だと思います。

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